やっぱりACインレットは要らんな2017/01/11 19:30

INNOCENCE
さて、いそいそと凱旋門に戻して配線、ウォーミングアップもそこそこにBDをちょっとだけ試視聴しましたが、音質は明らかに中低域がパワーアップ、歪み感が減少。画質は・・・液晶テレビみたいなクソではよく分かりません!音質がこれだけ違うんだから、画質も良くなってそうなんですけどねぇ。
因みに、今まで使っていたACケーブルはCD-S2000付属の物で、BDZ-AX1000付属の物よりずっとしっかりしたケーブルでした。

改めて思いましたが、ACインレットなんて要らない、嫌いです。( ̄З ̄)

-追記-
後日、きちんとウォーミングアップしてから「イノセンス」で試視聴。

音質は中低域がパワーアップ、全域で粒立ちが良くなって明瞭度が向上。立ち上がりが良くなっていると思われます。ちょっと感激しました。
画質は若干明るくスッキリって感じですかね・・・液晶じゃ分からん!
「マトリックス リローデッド」も観てみましたが、同様に感じました。

「イノセンス」(アブソリュートエディション)、今となっては古いと言われるくらいの制作年になってきましたが、暗部のノイズにはちょっと難点がありますが、依然として優秀である事には変わりないです。今回の改造で「ハラウェイ検死官」チャプターでの「冷たい白さ」は良くなりましたが、同時に「煙草の箱の赤さ」が液晶では出ないのが腹立たしい!バックライトLEDの数を増やしたところで、写真の指と煙草の箱の境界辺りはムラになるんじゃないの?それこそLEDを1920×1080個配置しないと無理なのでは?

早く有機ELプリーズっっっ!(*`Д´)/
4K 55Vが作れるのなら、1K 32Vは作れるんちゃうの?
55Vなんて置けません!

24mVのセッティング2017/01/13 19:00

AD
B-2102のバイアス電圧を24mVに変更したので、ADの針圧セッティングも変更しなければならなかったんですが、体調イマイチでやる気になれませんでした。ようやく重い腰を上げ、意を決して(大げさ?)やってみました。正直、「音が分からないんちゃうか?」と言う不安があって・・・。

カートリッジはP-3G、PRA-2000ZRのMC1入力(トランス)使用で、とりあえず現行の1.92gで試聴。

○BIS LP-225
ん~、どうも高域の伸びと抜けがイマイチ、全体的に大人しめの音。
本来なら0.01gずつ刻むところですが、しんどいし、面倒だし(おい)、1.90gでとりあえず聴いてみる事にします。

お~、バイアス電圧23mV&針圧1.92gの音とほぼ同じになりました。やはり高域の伸びと抜けが良くなって、明るく散乱する感じに戻りました。ただ、気温が低いせいか(19℃台)、低域の量感と伸びはイマイチですね。針圧を下げても低域方向にはあまり変化が無かったので、おそらくはそう言う事かと思われます。

○「Viet-Nam」(B-2:確認のため)
良いですね、高域の伸びと抜けきり感はバッチリです。1.90gで問題無いでしょう。
とりあえず、セッティングが出せて良かったです。

ところで、最近MC-L1000のオークションでの価格高騰は凄いですね!
元箱があってほとんど使っていないものだと25万円って・・・新品実売価格の3倍を超えてますがね。
と、書いたところで、MC-L1000の針圧もセッティングする事にしました。全然使っていなかったので、生存確認も兼ねてます。

まずは適当なところで1.46gにセットしてウォームアップ30分、BIS LP-225のA面を聴き流していると、ちょっと高域の伸びが悪いかなと。ここは刻んで1.45gにセットしてB面で試聴・・・うん、こんなもんでしょう。P-3Gと良く似た音が出ていますが、バリバリ鳴るのはP-3Gですね。

「MC-L1000は針圧に敏感」「適正針圧はこれくらい」と良く言われていましたが、再生装置のレベルが上がれば大抵のカートリッジで針圧が0.01g変われば音は変わります。私がMC-L1000を買った当時、0.1g変えても「ん?」って感じでさっぱり分かりませんでした(使用機器は全く同じ)。当時は「針圧微調整の音が分かる長岡先生すげー!」と思ったもんです。逆に針圧を0.05gいじって何も変わらなければ、どこかに問題があるって事だと思います。加えて適正針圧は使っている機器によって千差万別なので、「○gに合わせるのがベスト」って事は絶対に言えないですね。

☆自分用メモ
P-3G:1.90g
MC-L1000:1.45g

リレークリーニング実験2017/01/14 18:30

スピーカーリレー
前回接点復活剤で拭って復活したと思っていたA-10IIのスピーカーBに使っているリレー、どうも調子がよろしくない様で、左右両方で時々音が途切れる症状が再発してしまいました。もう諦めてリレーを交換すべきところですが、接点を見ても目に見えるほどは汚れていませんし、お試しで接点をクリーニングして再生するかどうか実験してみました。

今回はメラミンスポンジを使って接点を軽く研磨、その後パーツクリーナーで洗浄してみました。水を含ませたメラミンスポンジを接点で挟んで一方向に引いてみましたが、目に見えるくらいの汚れが付きました。まぁ、汚れじゃ無くて接点表面の素材かも知れませんが。念の為、作動状態にして接点の接触状態を確認してみましたが、こちらは問題無い様です。

「これで直ったら儲けもの」と思って音出し・・・いきなり左chの音が途切れまくり。その後何とか音が出る様になったのでいけるかと思いましたが、右チャンネルまで途切れまくり。

諦めました・・・。ill○| ̄|_

スピーカーBはあまり使っていないのに何でだろうと考えたんですが、以前住んでいたオンボロ団地の湿気が原因ではないかと。ボリュームにサビがわいたりしましたし、G2R-2 AULにもトラブルが出ましたし。

とりあえず、G2R-2 AULに交換するまでA-10IIかα607KXに使っていた、中古のG2R-2と交換しました。ところが、長らく放置したせいか交換したリレーにも音切れが発生、「活!」を入れれば何とかなるかと思い、ボリュームを上げ目にしてリレーのON-OFFをやったらその時は直りましたが、結局は音切れ再発でこれもどうもダメみたい・・・。(涙)

これだけ気を遣って接点を研磨しても、痛んだリレーは回復しませんでした。
まして見た目にも真っ黒になった接点を磨くなんて、音質を云々するなら論外。
ましてやリレーに接点復活剤をぶっかける、水とか言う修理業者も論外。部品供給が途絶えた、尚且つ代替品も無いリレーが付いているアンプは修理不能です。それを接点復活剤で一時しのぎするのはお金を取ってする修理なのかと。

その後、スピーカーA(G2R-2 AUL)に繋ぎ替えたら、サブシステムでも分かるくらい音が良いです。Bはどうしよう・・・。

パラ付けコンデンサーの見直し2017/01/15 20:00

ニチコンKW
プチチューンと称して電源部のコンデンサーに、フィルムと電解のWパラ付けをしたST-S333ESXIIですが、サブシステムで聴いていても何だか高域に癖を感じる。チリチリすると言うか、神経質と言うか・・・これはまたパラ付けコンデンサーを「やり過ぎた」なと思い、手持ちのジャンクパーツの中からもっと特性の悪そうなコンデンサーを選んでみました。

え?パラ付けは要らないんじゃないかって?
それじゃ面白くないじゃない。(^^;

ちょっと大きめの容量の電解を探すと、CD-S2000のカップリングを取っ替え引っ替えしていた時に使った50V470uFの電解が大量にありました。MUSE-KZ、FineGold、KW、UTSJとありましたが・・・足が長く残っていて付けやすそうなKWにしました。まぁ、そこそこ悪そうと言う意味からもKWあたりが適当かと。ホンマにテキトーです。(^^;

そのまま付けると基板に接触してショートしそうなので、枕代わりに3mm厚ゴム板を敷いて、ホットボンドで固定してあります。
数時間通電させてからB-2102に直結して試聴、高域の違和感は無くなって、こんなもんでしょうってとこですね。

アンプ以外でも電源部のコンデンサーで色々と音が変わるのは面白いです。

骨折り損の・・・2017/01/16 20:15

G2R-2
A-10IIに使っているスピーカーリレーBの音切れ、保管してあった同一ロットのG2R-2を使って無駄な抵抗をしてみました。

保管条件が全く同じなので、音切れが発生しているリレーと同じ現象が起こる事が考えられるので、今回は

○接点を金属磨きクロスで軽く研磨する
○パーツクリーナーで洗浄する
○SETTEN No.1(カーボン)を少量塗る
○エアーダスターで吹く(余分なSETTEN No.1を飛ばす)

と言う方法を採ってみました。

期待を込めてリレーを交換、音出し・・・音切れ発生。ill○| ̄|_
ダメだこりゃ。何をやってもダメだこりゃ。正に骨折り損のくたびれもうけ。

で、Bをどうするかですが、今のところ使う予定は無いし、新品リレーに交換したところで使わなければまた同じ事になるので、放置決定です。使う必要に迫られたら交換するって事で。

因みに、B-2102はAB共に同じリレー(G2R-2 AUL)を使っていますが、調整をしたりする度にA-Bを交互に使っています。

アントマン (BD)2017/01/20 19:20

画質は色褪せて青く、Bクラス。
音質は低音がバンバン出ますが、高域の伸びがイマイチでAクラス。
サラウンドはAクラス。

そんなにすぐ鼻血は出ません。
骨董品のバン。
先に栓をしろよ。
返さなくてもええやん。
ヤクルトだ!
寝るな!
アリ使いやん。
特別出演?
サーバーと言うよりスーパーコンピューター?
その高さから落ちたらまずいんじゃない?
ブラックホール生成?
飼っとるんかい!

ん~、まぁまぁかな。

10年目のメンテナンス2017/01/21 19:00

リレー
A-10IIのリレーを弄っていて、「そう言えばB-2102もG2R-2 AULに交換してから10年経つんだよなぁ」と。普通のリレーなら交換となるんですが、金接点なので接点表面のくすみを取ってやれば音質リフレッシュ&延命出来るのでは無いかと思い、B-2102はやたら面倒なんですがやってみる事にしました。

リレー接点のクリーニング方法ですが、接点を痛めたくないので、金属磨きクロスよりも効果が穏やかだと思われるメラミンスポンジを使ってみました。分解してみて接点真っ黒、メラミンスポンジじゃぁ全然きれいにならない状態なら交換ですね。

今回は、パーツクリーナーで洗浄、メラミンスポンジを20mm程スライドさせてクリーニング、パーツクリーナーで洗浄して乾燥後、エアーダスターでホコリ飛ばし。お試しでクッション付きテープを密封と制震目的で巻き付け。本当は全体を覆いたかったんですが、リレーは結構発熱するのでビビって止めました。(^^ゞ
矢印で示した部分がリレーの接点が通った部分ですが、よ~く見るとうっすらと汚れがあるかな?って程度でした。接点も目視ではピカピカです。

おまけとして以前から気になっていた左スピーカー端子の「足」、ペラッペラの鉄板?でビヨヨヨ~ンと共振しそうなので、銅箔テープを巻き付けてから熱収縮チューブで覆いました。見た目も豪華?になって足がしっかりしました。10年前凹みに流し込んだホットボンドが汚かったので、この後ハンダコテで溶かしてきれいにならしました。

因みにですが、左のスピーカー端子基板はX1111と共用となっていて、X1111はリレー1個で左右両方に使われているので、B-2102のリレーを交換する時には左のみリレーの足を繋いでやる必要があります。元は網線が使われていましたが、今回勝手な判断でスズメッキ線で繋ぐ事にしました。まぁ、音には全然関係無いと思いますけどね。コイル用の足は繋いじゃダメですよ!
最後に右スピーカー端子の金属プレートのハンダが取れそうだったので、ハンダを付け直して完成。

早速スピーカーAに繋いで音出し・・・左から音が出ない。ill○| ̄|_
Bに繋ぎ直したら音は出る。
AのスイッチをON-OFFしたら、どうも左のリレーが作動してないっぽい。
やっちまったか・・・。

とりあえず、Bに繋いで音を聴いてみましたが、ちょっとスッキリリフレッシュって感じですかね。

Aの左・・・。(T0T)

さすがド素人 (^^ゞ2017/01/22 19:00

リレー
スピーカーAの左chから音が出なくて「配線をちぎってしまったか!」「リレーコイルの断線か!」とか色々考えて不安でしたが、バラして点検したらハンダし忘れ・・・。もう疲れがドッと出ました。これが右chだったら分解がすっごく面倒なので、とりあえず左chで助かりました。ハンダ付けしてリレーの動作は問題無し、音も出ました。まぁ、単純ミスで良かったって事で。(^^ゞ

さて、普通のCDを数枚聴いてみましたが、明らかにクリアになって歪みが減っています。ビックリする程の大変化ではありませんが、A-B交互に、と言っても10年も使っていると徐々に接点表面が汚れてくるって事でしょう。高信頼性の金接点リレーG2R-2 AULでも、新品時のクオリティを聴感では分からない程度のレベルで保つには5年でクリーニングが必要ですかね。いつまで使えるかは分かりませんが、数年以内には新品交換かな。

金接点リレーでも聴いて分かるくらい劣化する訳ですから、通常のリレーだったら5年で交換は必須かもね。1日中鳴らしっぱなし、大音量でガンガン鳴らす環境だったら3年でダメになる事もあるかも知れません。

CD「風韻」をチョイ聴きしてみましたが、伸びと抜けが良くキレッキレの篠笛、バイアス電圧24mV化も相まってバスマリンバの力・量感アップで部屋がビビりまくり、三十弦箏の低域のスピード感も抜群です。篠笛の切れ味はちょっと怖いくらいですね。

あと何年持つかなぁ・・・。

リレークリーニング実験 22017/01/24 19:30

リレー
前回音切れがあって交換したリレー(G2R-2)、目視で見ても接点はきれいなので「何とかならんものか」と思い、クリーニング実験その2を行いました。

今回の方法ですが
○お湯にクエン酸を溶かして接点を1~2分浸し、水で良く洗う。
○乾かしてから金属磨きクロスで研磨。接点でクロスを挟んで約10cm動かす×3回。
○パーツクリーナーで洗浄。
左下が研磨前の接点、右下が研磨後の接点で、研磨後は結構ピッカピカになってます。クロスで研磨する時の感触も、2回目の途中で引っ掛かる感じが変わって「キュ~」って音の出そうな感触になってました。

これはいけるんじゃないかと思いつつ、いそいそとリレーを交換、音出し・・・おぉっ!問題無く音が出ました!・・・が・・・な~んか音が歪みっぽい。入力をチューナーからCDに切り替え、音質をチェック・・・音が出ない。ill○| ̄|_

頭の中でこのCMが流れましたわ。
(脳内変換:「音が出ない!」「出ない日突然やって来る~OH!NO!」)

あれこれゴチャゴチャやりましたが、あかんもんはあかんっちゅう事ですわ。

こんな見た目にはピカピカでも、音を聴いたら歪んでいるのが分かりましたし、すぐに音切れしちゃうんですから、サンドペーパーや耐水ペーパーで磨くなんてとんでもない!注文したリレーが来るまでの動作確認程度ならOKですが、それで音質云々するのはNGですね。

スピーカーB復活!2017/01/25 19:00

G2R-2A
別に使えなくても良いA-10IIのスピーカーBですが、ここまでやると半分意地になって使いたくなってきたので(おい)、別の在庫リレーを使ってみる事にしました。

その前に手持ちのリレーの入手経緯を調べてみたんですが、散々クリーニング実験をやったG2R-2は、2006年にB-2102をI○Kでオーバーホールとは名ばかりの破壊行為をされた後にオムロンの直販で購入。その後○DKの破壊行為が発覚して旧サンスイ大阪さんに泣き付き、オーバーホールのやり直しをしてもらって純正部品G2R-2Aに交換。その後自分でG2R-2 AULに全交換して、G2R-2とG2R-2Aがそれぞれ2個在庫している状態でした。

完全新品では無いものの、同時期に入手した2個のリレーが全滅だったので、残り2個(G2R-2A)もダメなんじゃないかと思いましたが、ここはダメ元で使ってみる事に。ただ、そのまま使うのはかなり不安があるので、メラミンスポンジで軽~くクリーニング、パーツクリーナーで洗浄しました。

バラすついでに、B-2102でスピーカー端子の足に施した、華麗でお洒落な(?)銅箔テープ巻き+熱収縮チューブカバーを実施。もう面倒臭いからバラすのはこれで最後にしたい。(^^;

さっさと交換して音出し・・・おぉ~、歪み感も無いし音が全然違う!どうやらG2R-2Aは問題無かった様です。一体何が違ったんだろう?本当にたまたまかな?

ようやく一件落着。疲れた・・・。

因みに、主治医ご推薦のスピーカーリレーは、G2R-2A4(密閉タイプ)です。
ケースを開けられたところで接点のクリーニング等々は意味が無いので、密閉タイプの方が良いでしょうね。