アルミテープをきれいに貼ってみた2016/10/12 19:45

アルミテープ
スーパースワンにですが・・・。(^^;

前回の貼り方はあまりにもテキトーで、前から見えないにしても見苦しいのできれいに貼り直してみました。ネックの横幅は90mmなので、真ん中で重なる様に貼ってみました。仕上がりがまずまずとなったので、CD「竹竹」で試聴。

う~ん、え~、あ~、そーですねぇ・・・鳥の声とか、高域がきれいに抜ける様になった?それってテープ貼りで共振点が変わったとも考えられますしねぇ。

あ、きっと今は空気があまり乾燥していないので静電気が発生しにくく、これから空気が乾燥して木材の表面に帯電が発生しやすくなったら効果が分かるんでしょう、きっと、たぶん、恐らく・・・。

まぁ、変わらんわな。(ボソッ)

とりあえず、悪くはなっていないので、今回は剥がさずにこのままにします。

アルミテープを貼ってみた2016/10/08 19:15

アルミテープ
スーパースワンに・・・。(おい)

いやいや、貼り付ける事によって部材の帯電が減って気流の流れが良くなるんだったら、一番気流の流れが速いであろうネックの部分に貼り付ければ空気の流れがスムーズになって歪みが減る・・・とか?トヨタの貼り方だって、絶縁体であるウレタンバンパーの裏側に貼っても、表面の気流に効果があるってんですから、ウレタンより電気を通しやすい木材ならもっと効果がある・・・かも?(^^;

ネックの裏側にテキトーに貼って、テキトーに試聴・・・。
分かりません。(^^;

貼っていて思いましたが、ピンケーブル等のシールドにアルミテープを使えば安上がりで良いんじゃないでしょうか?音に差が無ければわざわざ高い銅テープを使う必要もありませんし。

FE108-Sol2015/11/21 18:00

スーパースワンにも使えそうなバックロードホーン用限定ユニット「FE108-Sol」が発売されるそうですが、今回は告知から発売まで2週間程度とえらく短いですね。

スペックを見てみると、(()内はFE103En-S)
最低共振周波数:70Hz (72Hz)
再生周波数帯域:f0~35kHz (~30kHz)
出力音圧レベル:90dB (91.5dB)
m0:2.9g (2.5g)
Q0:0.34 (0.2)
マグネット質量:451g (443g)
質量:1.2kg (1.17kg)

私はスピーカー工作に関してはド素人なので、長岡鉄男著「世界でただひとつ 自分だけの手作りスピーカーをつくる」の用語解説を読み直してみましたが、FE103En-Sの方が動作が「軽く」て立ち上がりなんかは良さそう。高域はFE108-Solの方が更に伸びていますが、Uさんも「FE103En-Sならツイーターは要らないね」(スーパースワン)と言うくらい伸びているので、音色は違うでしょうけど交換するまでも無いかな。FE108ESIIよりもm0、Q0値が大きいのは気になります。

今回もマグネットは小さめの様なので、スーパースワンに使うのであれば、マグネット強化をお勧めします。そのままだと緩い低音、切れ味イマイチな音質になると思います。それにしても、何で型式名がFE103になったりFE108になったりするんでしょうね?エッジ形状の違いで?ネジ穴は4個ですが、鬼目ナット等でしっかり取り付けられればむしろ強度では有利かも。

と言う事で、FE103En-Sがこなれてきたところでもありますし、個人的にあえてFE108-Solに交換する必要は無いかと思います。買った人の感想には興味がありますが。

今回は内部配線OFCケーブルが付くらしいですが(ファストン端子付きで600 mm!)、付ける必要があるんだろうか・・・。
いっその事、FE108EΣをFE108-Solに置き換えればいいのに、投資回収も出来るし。値段もFE108EΣが15,800円、FE108-Solが19,000円(税別)だったら大して変わらんし。

○FE108-Sol
 http://www.fostex.jp/products/fe108-sol/

ケーブルの制震 追加2014/02/17 19:00

追加の振動対策として被覆を剥いた部分を切り詰め、ついでに銅箔テープ巻で磁気シールド。まぁ、内部配線の方がはるかに影響は大きいでしょうけど、気休めってことで。ショート防止とダンピングを兼ねて熱収縮チューブで被覆。

確認も兼ねて試聴しました。

○「La Folia」
低域は良く伸びますし、高域に違和感も無く、特に問題無さそう。中域の弦の音が聴き取りやすくなってますし、音像のリアルさも良いです。やっぱりケーブルを振動源に這わせるのはダメみたいですね。爆竹が今までより右に寄るのはなぜ?

ここでADに変更。
MCトランス、P-3G、針圧は1.90g。
MCトランス入力のノイズは相変わらずですねぇ。トランスケースのアースの取り方を変えてみましょうか・・・。

○BIS LP-225(B面)
歪み感が少なくなってスムーズ、UB-152のFRED化効果も手伝って、低域は良く伸びています。ドラムの「ブルブル~」って余韻が良く出ています。ベルもクリアでシャープ、女声ヴォーカルのエコー成分が良く伸びます。

○「Viet-Nam」(A面)
恐怖の時間がやってまいりました。(笑)
「ボッボッ」と言う盤面由来のノイズまで良く出てますね。(苦笑)
超過激サウンドですが、音場の透明度アップ、歪み感減で音色に艶が乗る感じ。音が身軽になりましたね、パッと出てパッと消えます。ドラムも余計な音は出ません。しかしまぁ、拍子木の光速音波??には参ります。耳が持たんわ。汗出るし。(笑)

○「シューベルト/鱒」(5楽章)
中低域が良く出てバランスが安定、加えて高域の伸びと切れは申し分無し。ダイオード交換で本当にハードでシャープでダイナミック、クリアでクールなハイスピードサウンドになりました(B-2102とPRA-2000ZR併せて)。スカッと空が晴れ渡った感じですかね。

フェルト、延長しようかなぁ。

ケーブルの制震 第2案2014/02/16 19:00

しばらく聴こうかと思っていましたが、「震動源から浮かせた方が良いかも知れない」と思い、今度は震動源であるスーパースワンのヘッド側に触れない様にしてフェルトを巻き付け、胴体側は廃活字を入れたポリ袋に着地させます。

○「La Spagna」(SACD)
ん~、この方式が一番自然かな。余分な色付けが無くてクリアになる感じです。ハープシコードや鉄琴の高域は、透明があってシャープで良いです。鈴も大変鮮烈でよろしいです。ピアニシモで鳴る鉄琴は歪み少なく、クリアでシャープ。
マグネットを追加していて磁気漏洩がやたら大きいので、ヘッド周辺でのケーブル振動は信号を汚しそう。そう考えると、芯線の露出は極力短い方が良さそうです。切り詰めなきゃね。
8スケアVCTに交換すると同じ様な効果が望めるんでしょうけど、取り扱いが面倒過ぎますし。

○「竹竹」
やっぱりこの方式が良さそうですね。クリアでシャープ、低域のスピード感抜群です。高域の伸びと切れも問題ありません。これは良い音が出てますね、つい聴き入ってしまいました。

フェルト巻の長さを増やすとスーパースワン本体に接触するし、あまり欲張らない方が良いのかな?それにしても、スーパースワン本体に接触させずに宙ぶらりんの方が良いとはね・・・いかに振動が音を汚しているかって事でしょう。

2ウェイ以上のスピーカーキャビネット内にネットワークがある場合、振動で相当音に影響がある様な気がします。長岡式スピーカーでも、スピーカー本体の上にネットワークを置くよりも、振動対策をした物の上にネットワークを置いて、そこからスピーカーケーブルを這わせた方が良いのでは?

スピーカーケーブルの制震2014/02/15 19:00

CD-S2000~B-2102間のFケーブルをフェルトで巻いて制震すると、高域の刺々しさが無くなって音が良くなったので、「スピーカーケーブルもフェルトで制震してやると音が良くなるかも」と思い、やってみる事にしました。

現状(写真左上)はスーパースワン本体に沿ってケーブルを這わせ、振動の激しいであろうボディ部分に接触しないようスポンジゴムで浮かせ、上から袋に入れた廃活字(鉛)で押さえ付けていました。これをFケーブルと同じ様にフェルトで巻いて結束バンドで縛ってみました。スピーカーケーブルは富士電線の5.5スケアVCTです。
追加対策でターミナル部分にスポンジゴムを挟み込んで制震。(右上)

早速試聴。

○「La Spagna」(SACD)
悪くはないんですが、中高域のある特定範囲がモヤモヤしてちょっと違和感。
ターミナル部分のスポンジゴムを触ってみると、結構振動を伝えている!外すと・・・違和感は無くなってスッキリしました。フェルト巻の方は、スポンジゴムを敷いていた時と比べて悪くは無さそうですが、巻く範囲をもう少し広げたいかな。
試しにフェルト巻ケーブルを押さえている重り(廃活字)を取ると高域が明るくなるので、フェルトだけでは震動の遮断がイマイチと思い、スーパースワン本体に着地する部分にスポンジゴムを敷き、フェルト巻ケーブルを載せて重りで押さえると、これが一番良さそう。
微妙なものですねぇ。

○「竹竹」
フェルトを巻いた方が低域が引き締まってスピード感がアップするかな。「ボワン」が「ボッ」になる感じです、大げさに言えば。まぁ、実際は微妙な変化ですけどね。

ケーブル等が落ち着いて来たら、改めて試聴しましょう。

B-2102の調整2013/08/11 19:00

とあるイベント?に備えてB-2102の調整を久々に行いました。音質に特に気になるところはありませんが、異様に暑くて冬に調整したままだと電圧が下がっていそうだと思ってやってみました。

実測値は左chが21~22mV、右chが21mV前後とやはり下がり気味。23mVに調整して、スピーカー端子の0V調整もしてから音質の確認試聴をしました。ついでにホコリが溜まっていた内部も清掃。セレクター周りのホコリを念入りに飛ばしておきました。

長らくADを聴いていなかったので、ADで確認試聴。
P-3Gの針圧は1.86g、PRA-2000ZRはMCトランス使用。

○BIS LP-225
強引な磨き処理(汗)のおかげで歪み感が減少、でもパチパチノイズ増・・・トータルではプラスになっているからまぁいいか(いい加減)。本当にFE103En-S+マグネットで低域が締まって伸びました。ベルの剛性感、鮮やかさも問題無し。針圧のセッティングも良好です。

○「Viet-Nam」(B面)
B―1から結構ビシビシ来ます。先が思いやられる。(笑)
色彩鮮やか、分離良好、音像リアル、立ち上がり抜群、超ハードでクールでシャープ、文句無しです。
・・・耳いてぇ。(笑)
無改造PRA-2000ZR(MCトランス)では、こんな音は絶対に出ないでしょうね。対策でMCトランス入力は化けます。

○「魅入られた風景」
スーパースワンのネックスタビライザー(?)が馴染んだせいか、若干低域の量感が増えている様な?気のせいで片付く程度ですが・・・やっぱり誤差?分離の良さは最高で、フルオーケストラの部分でも混濁は皆無です。音が良いので全部聴いていまいました。

FE103En-S+マグネット、ネックスタビライザーで「ウルトラスワン」の完成?
音質は全く問題無し。準備OKです!

まだ大丈夫2013/04/16 18:45

CD-S2000の高域のきつさが気になって色々と対策をしてきましたが、ひょっとするとスーパースワンを改造した副作用の方が大きいのでは?と気になり、久し振りにGT-CD1で聴いてみる事にしました。自動車用のワックスを掛けてやってピッカピカですが、買ってからもう22年も経つんですねぇ。

若干ガラスハッチ?の動作が重くなっていますが、音はきちんと出てくれています。3時間くらいウォーミングアップしてから分かりやすい音楽CD(ヴァイオリンソナタ)を聴いてみましたが、周波数レンジ、抜け、情報量でCD-S2000に負けますね。ノーマルCD-S2000には圧勝だと思いますが、馬鹿みたいに改造した同士だと新しい方に分がある様です。

肝心の高域のきつさについては、やはり同様の傾向が認められました。特定の周波数域でちょっと耳に障る部分がある様です。耳障りな部分はFE103En-Sのクセ?ちょっとした難点までモロに出てしまうようです。スーパースワンの補強は一長一短・・・二長一短くらいでしょうか。現状はケーブル交換で何とか我慢出来る範囲に収まっているので、どうこうするつもりはありませんが、あまり気になる様なら考えてみます。ADみたいに針圧で微調整出来れば楽なんですが。

数日はGT-CD1を使ってやりましょうかね。

塗りましたが・・・2012/10/17 19:30

先日取り付けたフィンにニスを塗りましたが・・・全然色が合ってませんやん!(汗)

7年前に本体を塗装した時、ウレタンニスの缶に貼ってあった色見本を信じて購入、塗ってみたら色見本よりやたら赤くて、ヨーロッパの民芸品みたいな色になってしまった苦い経験があったので(涙)、今回も「色見本より赤くなるのでは?」と言う疑いのもと、「色見本を赤くしたら大体合うかな〜」って感じで「メープル」を選んでみました。7年前は「ケヤキ」を買ってこんな色でしたからね。

塗ったら今度はほぼ色見本通り・・・ガックリですわ。(;=д=)

7年前は「ワシン」と言うメーカーの油性ウレタンニス、今回は「アサヒペン」の水性ウレタンニスって違いはありますが、試し塗り出来ないのでどうしようもないです。まぁ、後で見えない部分ですから、どうでもいいと言えばいいんですが・・・ローズウッドくらいの方が良かったかなぁ。

それにしても、ニスの需要が少ないせいでしょうか、油性ニスの品揃えは皆無に等しかったです。水性ウレタンニスはまぁまぁだったんですけれど、こんな所で7年前とは状況が変わった事を感じてしまいました。

ADで試聴2012/10/05 20:00

写真はリスニングポジションから見た液晶テレビ。音をふすまの方に反射するよう、試聴時はあっちの方向へ向けています。

普通の音楽ソフトで影響の大きそうなピアノ曲を聴いてみましたが、音の余分な滲みが無くなって芯だけが残る感じです。色気とか雰囲気と言った曖昧なものは排除されました。コーラスのホールエコーもきれいに分離される様です。ただ、わずかに癖の様なものも感じますが。

今回はADで試聴してみました。
カートリッジはPhaseTech P-3G(針圧1.83g)、PRA-2000ZRのMCトランス使用。

○BIS LP-225
全体に締まりが良くなってスッキリシェイプアップって感じ。今まではわずかに女声に滲みがあった事が分かりますね。歪みは取れませんが・・・。何と言うか、改造後の方が音質・音場共に自然ですね。定位、エコーはより正確に、音色を含めて余分な付加物が無くなった感じです。合唱も滲み無くソリッド、ドラムはデッドになりました。エネルギーが一点に集約されたと言う感じです。

○「Viet-Nam」A面
高域に改善効果があるのであれば、これは効果大?(ドキドキ:変態)
音の放出点が小さく引き締まり、立ち上がりのオーバーシュートが減って、これまでに無い高域のスッキリ感と、空間に浮かぶ楽器が印象的。耳にビシビシ来ますが荒れが減った様な感じ。ドラムの音も、スパッと出てピシッと止まる感じでシャープでソリッド、超ハイスピードサウンドですね。改造前は多少なりとも「どぼ〜ん」って音で、改造後は「どぼっ」かな?(笑)
A−3は分離と立ち上がり&立ち下がり?が素晴らしい。弦を弾くパワーがロス無く変換されている印象です。拍子木もビシビシ来るのにうるさくないのが不思議。
とにかくハードでクールでシャープでクリア、嫌いな人が聴いたら1分で嫌になって二度と聴きたくないと思うでしょうね。

○「魅入られた風景」
「ドカドカドカドコーン!」の最後の瞬発力が違いますね!立ち上がりと立ち下がりが最高です!音の塊がパッと出てパッと消えます。トライアングルもクリアそのもの。もちろん定位も素晴らしいです。ボリュームを上げ目でもうるさく無いのは本当に不思議。

○「La Spagna」BIS LP-164 A面
このADでも同様ですね。SACDの方が音が良いのと、1回聴いているので、他のADの様な感激が薄いのが残念。改めてAD(P-3G+PRA-2000ZR)とCDの音がそっくりなのに自分で感心。

CD、ADと聴いてみて、今回の改造は採用とします。同色のニスを塗ってやらなくちゃね。改造後の音質を98%とすると(100%はおこがましいので)、改造前は90%くらいでしょうか。230円で出来る改造としては、CPは異様に高いです。但し、ソリッドで素っ気ない音になるので、音色を変えたくない人は止めた方が良いでしょうね。私はこの方が「電気信号音波変換器」に近いので採用しましたが。