メラミンスポンジクリーニング ― 2018/08/14 18:00
「ADクリーニング実験」で、状態のかなり悪いA級外盤をクリーニングしてまずまずの結果だったので、今度は中古で入手した「不審な」ADがクリーニングで復活するかどうか試してみました。
この不審なAD、「バッハ チェンバロ協奏曲集 リヒター指揮」5枚組なんですが、5枚全て両面共にプラッターに置いて持ち上げるだけで、静電気がバチバチと発生します。見た目には全く分かりませんが、何らかのコーティング剤でも塗ってあるのかな?と言う感じですね。これをメラミンスポンジで剥ぎ取る事が出来れば、静電気の発生防止と音質向上が望めるかも!と言う期待。
手順ですが・・・
○洗剤成分等を良く洗い流した濡れタオルでAD表面の汚れを取る
○AD表面に水をスプレーする
○水を含ませ、絞ったメラミンスポンジで、2回転分音溝に沿って撫でる
○レコードクリーナーで拭き上げる
○乾燥させる
5枚10面全てを処理、プラッターに置いて持ち上げてみると・・・静電気が発生しません!v(^o^)
早速音出し・・・ノイズが大幅に減って音質もクリアに!これは良さそうです。
「ADクリーニング実験」でやった様に、強く擦ると確実に盤面は傷だらけになるので、撫でるだけでも多少の傷が入る事は覚悟しておく必要があります。
ところで、このチェンバロ協奏曲集、一番のお気に入りはBWV1055の第1楽章ですね。澄み渡った青空の様な爽快感がとても良いです。
この不審なAD、「バッハ チェンバロ協奏曲集 リヒター指揮」5枚組なんですが、5枚全て両面共にプラッターに置いて持ち上げるだけで、静電気がバチバチと発生します。見た目には全く分かりませんが、何らかのコーティング剤でも塗ってあるのかな?と言う感じですね。これをメラミンスポンジで剥ぎ取る事が出来れば、静電気の発生防止と音質向上が望めるかも!と言う期待。
手順ですが・・・
○洗剤成分等を良く洗い流した濡れタオルでAD表面の汚れを取る
○AD表面に水をスプレーする
○水を含ませ、絞ったメラミンスポンジで、2回転分音溝に沿って撫でる
○レコードクリーナーで拭き上げる
○乾燥させる
5枚10面全てを処理、プラッターに置いて持ち上げてみると・・・静電気が発生しません!v(^o^)
早速音出し・・・ノイズが大幅に減って音質もクリアに!これは良さそうです。
「ADクリーニング実験」でやった様に、強く擦ると確実に盤面は傷だらけになるので、撫でるだけでも多少の傷が入る事は覚悟しておく必要があります。
ところで、このチェンバロ協奏曲集、一番のお気に入りはBWV1055の第1楽章ですね。澄み渡った青空の様な爽快感がとても良いです。
地震後の動作チェック ― 2018/06/24 18:30
18日の地震は突き上げる様な縦揺れが結構大きかったので、GT-2000Lのスピンドル偏芯、アームのがたつき等が心配だったので、音を聴いて不具合が無いかどうか検証してみます。
カートリッジは久々のP-3G、針圧は1.92g、MCトランス使用。
○BIS LP-225
A面をウォームアップしながら聴いていましたが、バランスがちょっと高域寄で、針圧を上げた方が良さそうなので、1.92gから1.93gにアップ。
バランスはこれで良さそうです。
さてB面。
CDを聴いていても思いましたが、スーパースワンを周辺の掃除ついでに再セッティングした後の方が音が良くなってますね!不思議・・・。高域の張り、全域の切れが良くなった感じがします。どこかにガタでもあったのかな?
音を聴く限りでは、どこかに不具合が生じているとは思えません。
○「Viet-Nam」(A面)
音の張りが良くなっているのは確認出来ました。ハードでクールでシャープで艶もあって高域の抜けも爽快で文句無し!そう言えば、PRA-2000ZRのヒューズホルダーを新品交換してからP-3Gを使うのは初めてかな?
掃除と再セッティングだけで音が良くなると言う、不思議なオマケがついてラッキーでした。
この後、C1を暫く放置していたのが気になって、不具合が出ていないか確認しました。
悪い予感的中で右chから音が出ない・・・スタイラスクリーナーを当ててもダメなので、躊躇無くパーツクリーナー噴射!(汗)・・・直りました。原因は何なんだろう・・・。
○自分用メモ
P-3G:1.93g
MC-L1000:1.63g
C1:1.68g
カートリッジは久々のP-3G、針圧は1.92g、MCトランス使用。
○BIS LP-225
A面をウォームアップしながら聴いていましたが、バランスがちょっと高域寄で、針圧を上げた方が良さそうなので、1.92gから1.93gにアップ。
バランスはこれで良さそうです。
さてB面。
CDを聴いていても思いましたが、スーパースワンを周辺の掃除ついでに再セッティングした後の方が音が良くなってますね!不思議・・・。高域の張り、全域の切れが良くなった感じがします。どこかにガタでもあったのかな?
音を聴く限りでは、どこかに不具合が生じているとは思えません。
○「Viet-Nam」(A面)
音の張りが良くなっているのは確認出来ました。ハードでクールでシャープで艶もあって高域の抜けも爽快で文句無し!そう言えば、PRA-2000ZRのヒューズホルダーを新品交換してからP-3Gを使うのは初めてかな?
掃除と再セッティングだけで音が良くなると言う、不思議なオマケがついてラッキーでした。
この後、C1を暫く放置していたのが気になって、不具合が出ていないか確認しました。
悪い予感的中で右chから音が出ない・・・スタイラスクリーナーを当ててもダメなので、躊躇無くパーツクリーナー噴射!(汗)・・・直りました。原因は何なんだろう・・・。
○自分用メモ
P-3G:1.93g
MC-L1000:1.63g
C1:1.68g
ADクリーニング実験 ― 2018/06/02 19:00
これまで色々な手段でクリーニングしてもB面に歪み感等の問題が多い、BIS LP-225でメラミンスポンジを使ってクリーニング実験をやってみました。あまり強くゴシゴシやると問題が出そうなので、あくまで軽く擦る程度です。
チューナーばかり弄っていてADはほったらかしだったので、ちゃんと音が出るかどうかの確認も兼ねています。
MCトランス使用、MC-L1000の針圧は1.63g。
A面からゴミ取りを兼ねてトレースさせましたが、ちょっと歪み感が減ってスッキリ、クリアになりますね。スクラッチノイズも減っていますし。
B面でも歪み感の低減とクリアになるのは分かりました。
これならノイズの酷いディスクには効くかも?と言う事で、かなり状態の悪い「イ・サロニスティ/嘆きのセレナード」(A面)でちょっと強めに擦ってクリーニングしてみました。写真の様に、無音部分には傷が入るくらいのダメージは覚悟の上です。
盤面の大きな傷付きによるスクラッチノイズは当然取れませんが、かなりの改善がありました!以前はバチバチ言ってましたが、普通のAD並?のスクラッチノイズになりました。結構効きますね、音もクリアになりますし。ただ、多少盤面が痛む事には目を瞑る必要があります。A面はかなり状態が悪かったので、クリーニングで良くなっても、B面よりノイズが多いのが困ったもんです。B面も軽くやっとこうかな。
チューナーばかり弄っていてADはほったらかしだったので、ちゃんと音が出るかどうかの確認も兼ねています。
MCトランス使用、MC-L1000の針圧は1.63g。
A面からゴミ取りを兼ねてトレースさせましたが、ちょっと歪み感が減ってスッキリ、クリアになりますね。スクラッチノイズも減っていますし。
B面でも歪み感の低減とクリアになるのは分かりました。
これならノイズの酷いディスクには効くかも?と言う事で、かなり状態の悪い「イ・サロニスティ/嘆きのセレナード」(A面)でちょっと強めに擦ってクリーニングしてみました。写真の様に、無音部分には傷が入るくらいのダメージは覚悟の上です。
盤面の大きな傷付きによるスクラッチノイズは当然取れませんが、かなりの改善がありました!以前はバチバチ言ってましたが、普通のAD並?のスクラッチノイズになりました。結構効きますね、音もクリアになりますし。ただ、多少盤面が痛む事には目を瞑る必要があります。A面はかなり状態が悪かったので、クリーニングで良くなっても、B面よりノイズが多いのが困ったもんです。B面も軽くやっとこうかな。
ゾンビ化MC-L1000の試聴 ― 2018/02/10 19:00
前回の試聴から現実世界で1週間、ほぼ毎日ADをトレースさせて、そろそろ音も落ち着いただろうって事で聴いてみました。
針圧は1.63g、MCトランス使用。
○BIS LP-225(B面)
低域は元通り、高域の抜けはC1と同じ様に良くなっていますが、針圧を上限ギリギリ迄上げなきゃならないのが難点と言えば難点かな。洗浄前はどちらかと言えば大人し目、洗浄後は元気が良くなってバリバリ鳴る、と言う風に変わりました。個人的には歓迎する音質変化で、ベルの音なんかは目が覚める様な鮮烈さ。
針圧は1.63gでOKです。
○「Viet-Nam」(A面)
中高域の張り、立ち上がりは確実に良くなっていて、これは聴くのが辛いADです(笑)。カンチレバーの剛性がワンランク上がった様な感じ。高域の抜けと伸び、中低域の締まりは文句無しで、音場の見通しも良好。
○「魅入られた風景」(幽霊の出る風景)
このADで針が飛ばなければ、トレース性能も問題無いでしょう・・・余裕でクリアしました。
低域の伸びと量感も文句無しで、B-2102のパワーアップと併せて良いですね。金管楽器がうるさくなる事もありませんし、チューブラーベルも鮮やかに鳴ります。後、ピアニシモで鳴る楽器が聴き取り易くなった様にも感じました。それでもP-3Gのパワー感には及びませんね。
余談ですが、P-3G(とその仲間達)はやたら自重が重いので、アームを選ぶのかも知れません。過剰な荷重付加は、アームの高域特性の劣化を招きますから。
一時はどうなる事かと冷や汗ダラダラだったMC-L1000、ゾンビとしてでも何とか復活して良かったです。ε=( ̄。 ̄;)フゥ
○自分用メモ
P-3G:1.92g
MC-L1000:1.63g
C1:1.68g
針圧は1.63g、MCトランス使用。
○BIS LP-225(B面)
低域は元通り、高域の抜けはC1と同じ様に良くなっていますが、針圧を上限ギリギリ迄上げなきゃならないのが難点と言えば難点かな。洗浄前はどちらかと言えば大人し目、洗浄後は元気が良くなってバリバリ鳴る、と言う風に変わりました。個人的には歓迎する音質変化で、ベルの音なんかは目が覚める様な鮮烈さ。
針圧は1.63gでOKです。
○「Viet-Nam」(A面)
中高域の張り、立ち上がりは確実に良くなっていて、これは聴くのが辛いADです(笑)。カンチレバーの剛性がワンランク上がった様な感じ。高域の抜けと伸び、中低域の締まりは文句無しで、音場の見通しも良好。
○「魅入られた風景」(幽霊の出る風景)
このADで針が飛ばなければ、トレース性能も問題無いでしょう・・・余裕でクリアしました。
低域の伸びと量感も文句無しで、B-2102のパワーアップと併せて良いですね。金管楽器がうるさくなる事もありませんし、チューブラーベルも鮮やかに鳴ります。後、ピアニシモで鳴る楽器が聴き取り易くなった様にも感じました。それでもP-3Gのパワー感には及びませんね。
余談ですが、P-3G(とその仲間達)はやたら自重が重いので、アームを選ぶのかも知れません。過剰な荷重付加は、アームの高域特性の劣化を招きますから。
一時はどうなる事かと冷や汗ダラダラだったMC-L1000、ゾンビとしてでも何とか復活して良かったです。ε=( ̄。 ̄;)フゥ
○自分用メモ
P-3G:1.92g
MC-L1000:1.63g
C1:1.68g
ゾンビ化MC-L1000の音質チェック ― 2018/02/07 19:00
無謀なパーツクリーナー洗浄後、C1と同じくやたら高域特性が良くなりましたが、そのまま異様なハイ上がりになって壊れるのではないかと心配なので、ちょっと聴いてみました。
普通の音楽ADを聴く限りは問題無さそうです。
それにしても、B-2102+PRA-2000ZRだとA-10IIとは次元が違うと言うか、比べるのもアホらしい位に音が違いますね。B-2102+PRA-2000ZRは聴いていて幸福感が湧いて来ます。
MC-L1000の針圧は1.63g、MCトランス使用。
○BIS LP-225(B面)
高域の伸びと抜けは文句無し、音像も締まって小さく、低域の伸びと締まりも問題無し。歪みの増加等、考えられるトラブルは大丈夫そうで、死亡以前より生き生きと鳴ってますね。以前はもう少し大人し目な音だったのに、猫を被るのを止めたって感じ。それでもパワフルさではP-3Gには負けますね。
針圧は1.63gで良さそうです。
○「シューベルト/鱒」
音色に違和感、キャラクターを感じると言う事は無いですね。ゾンビ化C1もかなり高域特性が良くなりましたが、抜け切り感はやっぱり勝てない。軽やかにスカッと抜ける感じは流石MC-L1000。
このADを聴くと、針圧を上げた方が良いのかな?と所々で思いますが、もうちょっと経過観察かな。良い音なのは間違い無いです。(^o^)
普通の音楽ADを聴く限りは問題無さそうです。
それにしても、B-2102+PRA-2000ZRだとA-10IIとは次元が違うと言うか、比べるのもアホらしい位に音が違いますね。B-2102+PRA-2000ZRは聴いていて幸福感が湧いて来ます。
MC-L1000の針圧は1.63g、MCトランス使用。
○BIS LP-225(B面)
高域の伸びと抜けは文句無し、音像も締まって小さく、低域の伸びと締まりも問題無し。歪みの増加等、考えられるトラブルは大丈夫そうで、死亡以前より生き生きと鳴ってますね。以前はもう少し大人し目な音だったのに、猫を被るのを止めたって感じ。それでもパワフルさではP-3Gには負けますね。
針圧は1.63gで良さそうです。
○「シューベルト/鱒」
音色に違和感、キャラクターを感じると言う事は無いですね。ゾンビ化C1もかなり高域特性が良くなりましたが、抜け切り感はやっぱり勝てない。軽やかにスカッと抜ける感じは流石MC-L1000。
このADを聴くと、針圧を上げた方が良いのかな?と所々で思いますが、もうちょっと経過観察かな。良い音なのは間違い無いです。(^o^)
MC-L1000までゾンビ化 ― 2018/01/31 19:00
内部構造について何か参考になるものは無いかと思い、とりあえず取扱説明書を見てみたらありました。中に「中継端子」と言う物があって、それと端子の接触不良が考えられますね。因みに、あのペラッペラのフラットケーブルは「プリント リード ワイヤー」と言うそうです。
さて考えました。激安物リード線を取り付ける時、ちょっと入りにくくてこじる様にしたので、変な力が掛かって中継端子と接触が悪くなったのでは無いかと。かなりのリスクはありましたが「死なば諸共」と言う決死の覚悟の元、左ch HOTピンをラジオペンチで掴み、回る方向に15~20°程度捻ってみました。かなりの大博打で、これでぶっ壊れても致し方無いと覚悟の上です。
左chの抵抗値測定・・・24Ω!
取扱説明書に書いてある直流抵抗が25Ωなので、正常範囲の値が出ています!
前回おかしかった右chも測定しましたが24Ω。なぜか正常復活。
もう万歳三唱ですわ。\(^O^)/
しかしながら、無謀な洗浄、無茶な修理で音が変になっている可能性もあり、まだ油断は出来ないので、A-10IIで音を出しながら数時間トレースさせた後、激安物リード線で音質チェックしてみます。
針圧はサブシステムで適当に合わせた1.49gで開始、MCトランス使用。
○BIS LP-225(B面)
何だかセパレーションが凄く良くなった様に聞こえますが、周波数レンジが狭くてハム音が大きく、位相と音が変。やはり何かを破壊したんだろうか・・・。
試聴を中止して点検。(手が震える)
ヘッド消磁器でコイル周りを消磁しましたがダメ。
C1ならハム音は出ないのでやはりMC-L1000側の不具合。
急遽、リード線をAT6106に戻します。(冷や汗ダラダラ)
音出し・・・あぁ、何と澄み切った高域、明確な音像定位。
全て私の作った安物のリード線が発端でした。圧着端子使えねー。
即座にゴミ箱に叩き込みました。
骨折り損のくたびれ儲けでした。
C1に続いてMC-L1000までゾンビ化してしまうとは・・・。ill○| ̄|_
この後、針圧セッティングをしたんですが、1.60gまで上げてもまだちょっとハイ上がり気味。C1と同じく、無茶なクリーニングでやたら高域特性が良くなったんだろうか?
リード線が馴染むまで1日放置します。
さて考えました。激安物リード線を取り付ける時、ちょっと入りにくくてこじる様にしたので、変な力が掛かって中継端子と接触が悪くなったのでは無いかと。かなりのリスクはありましたが「死なば諸共」と言う決死の覚悟の元、左ch HOTピンをラジオペンチで掴み、回る方向に15~20°程度捻ってみました。かなりの大博打で、これでぶっ壊れても致し方無いと覚悟の上です。
左chの抵抗値測定・・・24Ω!
取扱説明書に書いてある直流抵抗が25Ωなので、正常範囲の値が出ています!
前回おかしかった右chも測定しましたが24Ω。なぜか正常復活。
もう万歳三唱ですわ。\(^O^)/
しかしながら、無謀な洗浄、無茶な修理で音が変になっている可能性もあり、まだ油断は出来ないので、A-10IIで音を出しながら数時間トレースさせた後、激安物リード線で音質チェックしてみます。
針圧はサブシステムで適当に合わせた1.49gで開始、MCトランス使用。
○BIS LP-225(B面)
何だかセパレーションが凄く良くなった様に聞こえますが、周波数レンジが狭くてハム音が大きく、位相と音が変。やはり何かを破壊したんだろうか・・・。
試聴を中止して点検。(手が震える)
ヘッド消磁器でコイル周りを消磁しましたがダメ。
C1ならハム音は出ないのでやはりMC-L1000側の不具合。
急遽、リード線をAT6106に戻します。(冷や汗ダラダラ)
音出し・・・あぁ、何と澄み切った高域、明確な音像定位。
全て私の作った安物のリード線が発端でした。圧着端子使えねー。
即座にゴミ箱に叩き込みました。
骨折り損のくたびれ儲けでした。
C1に続いてMC-L1000までゾンビ化してしまうとは・・・。ill○| ̄|_
この後、針圧セッティングをしたんですが、1.60gまで上げてもまだちょっとハイ上がり気味。C1と同じく、無茶なクリーニングでやたら高域特性が良くなったんだろうか?
リード線が馴染むまで1日放置します。
MC-L1000死亡・・・ (T0T) ― 2018/01/30 19:00
と、と、と、とりあえず他の不具合の可能性もあるし、まだ死んだと決まった訳じゃ無いし、原因を特定しなければいけないと思って探ってみました。
リード線は導通OK。リード線を取り付けた状態でヘッドシェル~カートリッジもOK。
アームにヘッドシェルを上下逆に付け、ブラシで音を出すと右chの音が出ない。
+-間の抵抗値測定、右ch:0Ω、左ch:∞Ω。(後で考えると0Ωもおかしい)
MC-L1000の左ch死亡が確定。まじか・・・。(T0T)
MC-L1000の一体どこが壊れたのか、プリントコイルの断線だったらどうしようもありませんが、直せる所だったら直したいと思ってカバーを外そうとしたんですが、カンチレバーの周辺が固着していて外れない。力任せに外すと思わぬ方向に力が掛かってプリントコイルをブチッとやりそうなので自重。でも、カバーを開けない事にはどうにもならない。
数分間呆然&色々考える。
長考熟慮の末、決断しました。
カバーの少し開いた隙間からパーツクリーナー噴射!(無謀)
噴射!とにかく噴射!カバーが取れるまで噴射!
ついにカバーが力を入れなくても外れました。(この時点で半泣き)
もうついでなので、ハウジング内もパーツクリーナーで洗浄しました。(ヤケクソ)
なかなか見られないMC-L1000の中身ですが、プリントコイルと繋がったペラッペラのフラットケーブルがカンチレバー後ろまで延び、4つ盛り上がった部分、極小のハンダ付けで接続されています。このハンダ付け部分の導通を測定すると、プリントコイルの断線は無かったんですが、左ch HOT(白)のピン~ハンダ付け部分の導通無し。
そこで写真右下の様に、髪の毛ほどの電線をピン~ハンダ付け部に渡してガムテープで仮止め、アームにセットしてスタイラスクリーナーを掛けると、音が出ました!この部分の断線で確定です。
確定出来たのは良いんですが、どうやって繋ぐのよ。よりによってハウジング奥側のピンなので中を見ようにも見えないし、ハンダ付けなんてしようものならフラットケーブルが溶けて余計に酷くなるでしょうしね。
取り外したカバー、プリントコイル周りに金属が貼り付けてあるので、これが無いと音が変わる可能性もありますね。
(続く)
リード線は導通OK。リード線を取り付けた状態でヘッドシェル~カートリッジもOK。
アームにヘッドシェルを上下逆に付け、ブラシで音を出すと右chの音が出ない。
+-間の抵抗値測定、右ch:0Ω、左ch:∞Ω。(後で考えると0Ωもおかしい)
MC-L1000の左ch死亡が確定。まじか・・・。(T0T)
MC-L1000の一体どこが壊れたのか、プリントコイルの断線だったらどうしようもありませんが、直せる所だったら直したいと思ってカバーを外そうとしたんですが、カンチレバーの周辺が固着していて外れない。力任せに外すと思わぬ方向に力が掛かってプリントコイルをブチッとやりそうなので自重。でも、カバーを開けない事にはどうにもならない。
数分間呆然&色々考える。
長考熟慮の末、決断しました。
カバーの少し開いた隙間からパーツクリーナー噴射!(無謀)
噴射!とにかく噴射!カバーが取れるまで噴射!
ついにカバーが力を入れなくても外れました。(この時点で半泣き)
もうついでなので、ハウジング内もパーツクリーナーで洗浄しました。(ヤケクソ)
なかなか見られないMC-L1000の中身ですが、プリントコイルと繋がったペラッペラのフラットケーブルがカンチレバー後ろまで延び、4つ盛り上がった部分、極小のハンダ付けで接続されています。このハンダ付け部分の導通を測定すると、プリントコイルの断線は無かったんですが、左ch HOT(白)のピン~ハンダ付け部分の導通無し。
そこで写真右下の様に、髪の毛ほどの電線をピン~ハンダ付け部に渡してガムテープで仮止め、アームにセットしてスタイラスクリーナーを掛けると、音が出ました!この部分の断線で確定です。
確定出来たのは良いんですが、どうやって繋ぐのよ。よりによってハウジング奥側のピンなので中を見ようにも見えないし、ハンダ付けなんてしようものならフラットケーブルが溶けて余計に酷くなるでしょうしね。
取り外したカバー、プリントコイル周りに金属が貼り付けてあるので、これが無いと音が変わる可能性もありますね。
(続く)
安物作りの大失敗・・・ ― 2018/01/29 19:00
ゾンビ化SAEC C1専用に超安物リード線を作りましたが、その他の線材を使ったらどんな音になるか試そうと思っても、シェルチップが結構なお値段でお手軽には作れないのが難点。そこで、色々と代替出来そうな電材を探すと、ニチフの一番小さな圧着端子のスリーブ部分の内径が1mmなので、ヘッドシェル側にはそのまま、カートリッジ側にはスリーブ部を切り開けば使えるんじゃないかと。本当は棒端子タイプが欲しかったんですが、安く少量を購入出来た丸形を入手。
実際に取り付けてみると、ヘッドシェル側はユルユルだったので、ハンマーで軽くコツコツと叩いて少し抵抗がある程度に調整、カートリッジ側は中心線にカッターを当て、ハンマーで叩いて無理矢理切開。手持ちの精密ドライバーの軸がカートリッジのピン径に近かったのでこれに合わせて成型、実物(今回はMC-L1000を使用)で微調整しました。これにダイドーハントの銅単線をハンダ付け、スリーブ部にハンダが流れ込まない様、背中側にハンダ付けしました。
後はテキトーに収縮チューブで絶縁して完成・・・自分で作っておいて何ですが、実に見苦しい!仕上がりが恐ろしく悪いです!まぁ、今回はどんな音になるかも分からないし、実験的な意味合いが大きいので、音が出さえすれば良いと言うことにして、とりあえず針圧を1.50gに設定して音を聴いてみます。
・・・左chから音が出ない。( ̄- ̄;)
「何だよもー」って感じでリード線を外すと、白のハンダ付けがポロッと・・・現状では見栄えも悪いので、ハンダ付けから全てをやり直して再び音出し・・・左chから音が出ない。( ̄▽ ̄;)
え?もしかしてやっちまった?
貴重品のMC-L1000を、やっちまったのか?(冷や汗ナイアガラの滝)
実際に取り付けてみると、ヘッドシェル側はユルユルだったので、ハンマーで軽くコツコツと叩いて少し抵抗がある程度に調整、カートリッジ側は中心線にカッターを当て、ハンマーで叩いて無理矢理切開。手持ちの精密ドライバーの軸がカートリッジのピン径に近かったのでこれに合わせて成型、実物(今回はMC-L1000を使用)で微調整しました。これにダイドーハントの銅単線をハンダ付け、スリーブ部にハンダが流れ込まない様、背中側にハンダ付けしました。
後はテキトーに収縮チューブで絶縁して完成・・・自分で作っておいて何ですが、実に見苦しい!仕上がりが恐ろしく悪いです!まぁ、今回はどんな音になるかも分からないし、実験的な意味合いが大きいので、音が出さえすれば良いと言うことにして、とりあえず針圧を1.50gに設定して音を聴いてみます。
・・・左chから音が出ない。( ̄- ̄;)
「何だよもー」って感じでリード線を外すと、白のハンダ付けがポロッと・・・現状では見栄えも悪いので、ハンダ付けから全てをやり直して再び音出し・・・左chから音が出ない。( ̄▽ ̄;)
え?もしかしてやっちまった?
貴重品のMC-L1000を、やっちまったのか?(冷や汗ナイアガラの滝)
年末調整 ― 2017/12/29 19:00
今年はやたら寒くて部屋の気温もグッと下がり、バイアス電圧の設定がずれてるんだろうなぁ~と思いながら、調整するのが面倒なので放っていましたが(おい)、A-10IIと入れ替えるついでが出来たので、重い腰を上げました。
ん~、やっぱり気温低下でかなり上がってますね。上限値である25mVを越えてしまっています。この状態でSAEC C1の試聴を行っていたので、実はもっとハイ上がりなのに分からなかったのでは?と言う心配が出て来たので、聴いてみました。
C1の針圧は1.68g、MCトランス使用。
○BIS LP-225(B面)
「A-10IIのフォノイコライザーもなかなか」と思いましたが、越えられない壁がありますね。定位明快、低域の伸びも問題無し、ベルの音色も鮮やかで変な癖も無く、大変良いです。
B-2102のバイアス電圧が下がって切れが良くなっただけで、ハイ上がりにはなっていません。
○BIS LP-164(A面)
超安物シェルリード線のエージングが進んで細かい音の再生が良くなったのか、眼前の音場が広くなった様に感じます。金属打楽器も鮮やかで華麗、妙なキャラクターが無く素直。もう少し歪み感が減ると良いのですが、これはC1の限界かな。鳴りっぷりの良さは捨て難い。
○「Viet-Nam」(A面―3)
高域の伸びと切れ、癖が出ないかチェックしましたが、いずれも問題無し。立ち上がりの鋭さ、張りのある弦は素晴らしい。頭が痛くなりそう(笑)。一般にADの内周部では歪みやすいと言われますが、歪み感ゼロです。
超安物銅単線シェルリード線とC1のマッチングはバッチリです!流石ダイドーハント。(笑)
C1の音質も安定して来ましたし、これで一安心です。
ん~、やっぱり気温低下でかなり上がってますね。上限値である25mVを越えてしまっています。この状態でSAEC C1の試聴を行っていたので、実はもっとハイ上がりなのに分からなかったのでは?と言う心配が出て来たので、聴いてみました。
C1の針圧は1.68g、MCトランス使用。
○BIS LP-225(B面)
「A-10IIのフォノイコライザーもなかなか」と思いましたが、越えられない壁がありますね。定位明快、低域の伸びも問題無し、ベルの音色も鮮やかで変な癖も無く、大変良いです。
B-2102のバイアス電圧が下がって切れが良くなっただけで、ハイ上がりにはなっていません。
○BIS LP-164(A面)
超安物シェルリード線のエージングが進んで細かい音の再生が良くなったのか、眼前の音場が広くなった様に感じます。金属打楽器も鮮やかで華麗、妙なキャラクターが無く素直。もう少し歪み感が減ると良いのですが、これはC1の限界かな。鳴りっぷりの良さは捨て難い。
○「Viet-Nam」(A面―3)
高域の伸びと切れ、癖が出ないかチェックしましたが、いずれも問題無し。立ち上がりの鋭さ、張りのある弦は素晴らしい。頭が痛くなりそう(笑)。一般にADの内周部では歪みやすいと言われますが、歪み感ゼロです。
超安物銅単線シェルリード線とC1のマッチングはバッチリです!流石ダイドーハント。(笑)
C1の音質も安定して来ましたし、これで一安心です。
2号機の試聴 3日目 ― 2017/12/22 19:15
針圧は1.68g、MCトランス使用。
○「シューベルト/鱒」
お~、良いですね、段々と低音が出る様になって、落ち着いた良い音になってます。高域もスッキリ抜けて、ザワザワした感じもありません。
○「魅入られた風景」(幽霊の出る風景)
低域の伸びと締まり、重量感、高域の抜けはやっぱりP-3Gには負けますね。スズメッキ線で感じた高域の色付けは無く、強調した感じの無い自然な音質。金管の強奏がうるさくならず、チューブラーベルも鮮やかで文句無し。
○「Viet-Nam」(B面)
若干高域が神経質ですが許容範囲。高域の抜けはもう一息欲しいですが、シャープでクール、立ち上がりの瞬発力、鮮やかに散乱する高域は素晴らしい。
合格です。v(^o^)
C1専用銅単線超安物シェルリード線は採用とします。
○「シューベルト/鱒」
お~、良いですね、段々と低音が出る様になって、落ち着いた良い音になってます。高域もスッキリ抜けて、ザワザワした感じもありません。
○「魅入られた風景」(幽霊の出る風景)
低域の伸びと締まり、重量感、高域の抜けはやっぱりP-3Gには負けますね。スズメッキ線で感じた高域の色付けは無く、強調した感じの無い自然な音質。金管の強奏がうるさくならず、チューブラーベルも鮮やかで文句無し。
○「Viet-Nam」(B面)
若干高域が神経質ですが許容範囲。高域の抜けはもう一息欲しいですが、シャープでクール、立ち上がりの瞬発力、鮮やかに散乱する高域は素晴らしい。
合格です。v(^o^)
C1専用銅単線超安物シェルリード線は採用とします。
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