セレクターバイパス&MCトランス入力強化後の試聴2019/05/07 19:00

PRA-2000ZR
キャビネットもワックス掛けしてピッカピカにしました。(^o^)

カートリッジはP-3G、針圧は1.93g。

○BIS LP-225(B面)
今回の弄り効果は・・・あんまり無いかな。スライドスイッチが汚れていなかった事を確認出来た?
ニッセイAPS追加で滑らかさアップを期待しましたが、変わんないです。
ERO MKT1813が良い事は確かですけどね。

○「Viet-Nam」(B面)
うわ~、えぐぅ~。(笑)
超クリア、超シャープ、超ハイスピードの激烈サウンド。キリッキリに冷えた岩清水って感じで、濁り無く、澄みきったサウンドはアナログじゃ無いみたい。緊張感があって、手に汗握りますね。

○「魅入られた風景」(幽霊の出る風景)
はい、文句無しです。

○「カルメン」(フィリップス X-7937)
改めて聴くと、このADは歪み感がイマイチで、A級よりちょっと落ちますね。所謂超A級盤に比べたら明確に劣ります。PRA-2000ZRの音質はバッチリ。v(^O^)
※国内盤なので、外盤と音が違うかも。

今回の弄りは大した事はありませんでしたが、エロいコンデンサーは大変優秀です。
普通のADを聴いても音質が良くなっていて感激。

そう言えば、MCトランス入力から出ていたノイズ、何もしていないのに気付けば出なくなっていましたが、原因は一体何だったんだろう?心霊現象?

令和改元記念録音音声出力信号開閉器短絡配線設置及蓄電器追加改造2019/05/05 18:00

セレクターバイパス
えーっと・・・。(^^;

ERO MKT1813投入でPRA-2000ZRの音が良くなったので、REC OUTセレクターのバイパスをやってみる事にしました。
分解するついでに各部清掃と、MCトランス入力の電解にパラ付けを追加してみます。

REC OUTセレクターは汚れてくると確実に音質劣化するのと、もう一度分解すると固定爪が折れそうなのが心配。加えて10年以上動かした事が無いので不要と判断、スズメッキ銅線でバイパスすれば音質劣化の心配も無くなって安心。

REC OUTの基板パターンを辿り、L&Rと1&2両方にジャンパー線をハンダ付けしました。セレクター本体は外しても良かったんですが、外した後の処理に困るので付けたままにしておきます。念の為、ジャンパー線のショート防止にスポンジゴムを貼り付け。

これはやるだけ無駄かも知れませんが、MCトランス入力の更なる改善を狙って1uFのフィルム(オリジナルはVコン)がパラ付けされていない方の100V 100uFに、余っている0.033uFのニッセイAPSをパラ付けしてみます。もう少し大きな容量の方が良いかなと思ったんですが、基板裏のスペースが狭いので、その心配の無い小さな物を選んでみました。まぁ、お試しですしね。

数時間通電してから試聴かな。

EROの確認試聴2019/04/29 18:30

前日は「ちょっと高域が暴れ気味」と思ったので、悪化していないかどうかが心配なので確認試聴しました。

P-3Gの針圧(1.93g)を再確認してから試聴開始。

○「Viet-Nam」(A面)
主に高域の音色チェックでセレクト。
セパレーションが良くなった様に感じる、よりハードでシャープにって所は確認出来ました。ちょっと暴れ気味だと思った高域は大丈夫そうですね。

○シューベルト「鱒」
ピアノの音に妙な癖が乗らないかをチェックしましたが、問題無い様です。各楽器の分離もちょっとだけ良くなってますね。

エロいコンデンサーは採用で良いでしょう。(^o^)
とことんハードでシャープでダイナミック路線を追求したい人にはお勧めですが、そうで無ければわざわざお金を掛けてまでやる必要は無いかもね。ニッセイAPSでも十分だと思います。

ERO MKT1813交換後の試聴2019/04/28 19:00

ERO MKT1813
交換翌日ですが軽く聴いてみました。ダメならニッセイAPSに戻します。
カートリッジはP-3G、針圧は1.93g、MCトランス使用。

○BIS LP-225(B面)
指月と違ってハイ上がりになる事は無く、ニッセイAPSよりもハードでシャープで抜けが良く、切れがありますね。それと普通のADを聴き流している時にも感じましたが、セパレーションが良くなるのか、定位がより一層明確になりました。セパレーションに関しては、ST-S333ESXと同様の現象ですね。ヴォーカルは伸びやか、細かい音の再現も良く、ベルは改めてハッとする程の鮮やかさ。

○「Viet-Nam」(B面)
確かに抜けと切れは向上している様で、ウルトラハイスピードサウンドで頭が痛くなりそう(笑)。ギザギザした物を擦っている、質感表現が良くなっていますね。

○「魅入られた風景」(幽霊の出る風景)
低域のチェックで聴いてみましたが、全く問題有りません。スピード感の向上、音の締まり等の改善は確認出来ました。トライアングルもシャープで鮮やか。

最初は高域がきつそうかなぁと思いましたが、音質はこちらの勝ち。エージングでもう少しだけ大人しくなってくれたら完璧かな。現状はちょっとだけじゃじゃ馬。
何かもう世間一般に言うところの「アナログレコードの音」を完全否定する音ですね。(笑)

ST-S333ESXと同じ様な結果になりましたが、良いコンデンサーを使う→ノイズの吸収が向上→電源ノイズが減る→音質向上、って感じでしょうか?

平成最後のEROチューン2019/04/27 14:00

コンデンサー交換
1年前に電源部のノイズ吸収用コンデンサーをニッセイAPSから指月に交換して音がイマイチになってしまい、「ニッセイAPSでも音は良いし、要らん事せんでもええか」と思って放置していましたが、ヤフーの期間限定ポイントが余ってしまい、捨てるのも勿体ないので、B-2102 MOSに使って良さそうと思ったERO MKT1813を買ってみました。
0.068uFって、CrossCapとかの選択肢が無いのがちょっと残念・・・。

取り付けは熱収縮チューブでショート防止、本体と基板の間に振動防止の意味でスポンジゴムを挟みました。もう少し大きいかと思っていたんですが、体積はニッセイAPSと大差無いですね。

ニッセイAPSにノイズ吸収強化目的でパラ付けしてたスチロール、今回はコンデンサー交換の比較もしてみたいので継続使用とします。無くても良い様な気もしますが、気休めって事で。

それと、今回は見送りましたが、REC OUTセレクターを飛ばして配線する事も考えています。テープコピーなんて金輪際使わないし、このスライドスイッチが汚れてくると確実に音質劣化するので、使わないんだったら飛ばしてしまう方が良いでしょう。

数時間通電してから試聴してみようかな。

指月ダメじゃん・・・2018/02/19 19:00

PRA-2000ZR
ハイ上がり&高域に癖が出る疑いがあるので、電源基板に投入した指月のフィルムコンデンサーを、ニッセイAPSに戻します。ついでに制震目的で熱収縮チューブを被せてみました。

前回適当な長さのネジが無かったメインのヒューズホルダー、M3×15mmのナベ小ネジを3円払って1本だけ買って来ました。頭も突き出ないし、長さもピッタリで問題無し。

電源基板を弄り倒していたら、イコライザー基板への電源供給線が断線寸前!適当な圧着端子が無いので、電線を剥き直して無理矢理なハンダ付けで誤魔化しました。使えそうな端子を見付けて、電線を交換しようかな・・・。

エージングは必要無いでしょうから早速試聴。
MC-L1000の針圧は1.63gに戻します。

○BIS LP-225(B面)
お~、音のバランスが元に戻りました!ちょっとビックリ。中高域がキレッキレなのは、ゾンビ化したMC-L1000の音でしょうね。指月は歪み感の低減で勝りますが、高域がハイ上がりで神経質になるのが嫌ですね。キャラクターの無いニッセイAPSの方が好みです。ベルの張り、鮮やかさが更に向上したのは、ヒューズホルダー交換でのリフレッシュ効果かな?

○「Viet-Nam」(B面)
このADを聴くと、ゾンビMC-L1000は高域が僅かにメタリックになってしまったかと思いますが、それ以上に伸び、切れ、鋭さが凄いですね。ウルトラシャープになってます。

グレードアップのつもりで投入した指月、まさかの音質イマイチだったとはね・・・サブソニックフィルターに使ってダメな物はやっぱりダメでした。(涙)

ヒューズホルダーは研磨して使っていましたから、新品交換効果が薄いのかも知れませんが、悪くはなっていませんし、中高域の抜けの良さ、歪み感の改善辺りに若干の効果があったと思っています。古い機器の場合、「何たら処理」されたクソ高いヒューズを買う金があったら、ヒューズホルダーを交換した方が良いと思います。

今回でPRA-2000ZRは一先ず完成、文句無しです。v(^o^)

電源基板整備後の試聴2018/02/18 18:15

MC-L1000の針圧
部品交換から1週間、ほぼ毎日通電させてエージング、そろそろ良いだろうと言う事で聴いてみました。

カートリッジはMC-L1000、針圧は1.63g、MCトランス使用。

○BIS LP-225(B面)
ん~、音がハイ上がりになっていて、MC-L1000の音質が変わっていないと言う前提がありますが、ヒューズホルダー交換、フィルムコンデンサーのグレードアップで高域特性が改善されたのかな。

カートリッジ側で対応せざるを得ないので、針圧を推奨最大値の1.65gにしてみます・・・これで音のバランスはOK。

音は鮮烈さが向上、ベルの鮮やかさが際立っていますね。中低域方向の差は感じられません。歪み感は全域で少し減ったかなと思います。

○「シューベルト/鱒」
う~ん、鮮烈なのは良いのですが、若干癖が感じられる高域で、神経質さもありますね。

サブソニックフィルターに使った時は、高域がザラザラして音質がイマイチだった指月の黄色いコンデンサー、ノイズ吸収用に使ってもダメだったか?他に原因があるかも知れませんが、一旦ニッセイAPSに戻そうかな。こんな音が好きな人も居そうって感じで、これはダメだ!と言うレベルでは無い所が悩ましいんですが・・・。

ヒューズホルダー交換2018/02/14 19:00

ヒューズホルダー
唯一ヒューズホルダーが全く交換出来なかったPRA-2000ZR、マルツでミゼットタイプを取り扱っていたので店舗受け取りで購入しました。加えてメインヒューズのホルダー、見た目からしてもう古色蒼然なので、寸法を測ったらギリギリ付きそうだった、サトーパーツF-7101-Nを購入。ついでにノイズ吸収用のフィルムをグレードアップって事で、指月のブツを買ってみました。

ミゼットタイプのホルダーが合うのは当然として、メインヒューズの方はギリギリ!透明のプラスチックカバーは入りませんでした。ショートの危険があるので、ハンダ付けした部分は熱収縮チューブで覆っています。
ピカピカのヒューズホルダーは良いですね!(^o^)

取り付けネジはF-7101-Nの穴にはM4のボルトが入るんですが、PRA-2000ZR本体側はM3までしか通りませんでした。手持ちのM3のボルトがやたら長い物と短い物しか無く、短い方では届かないので、長い方を付けたらこんな見苦しい事に・・・。圧着工具でネジをぶった切ったんですが、ネジ山が潰れてしまって上手く行かなかったので、最後の1本は失敗出来ないって事でこうなりました。(^^ゞ

長さ15mm位の物が合いそうかな。

外したヒュースホルダー、お世辞でもきれいとは言えませんね・・・。

数日通電して、指月のコンデンサーをエージングしてから試聴してみます。

でぇりゃぁ失敗・・・2018/01/26 19:00

私は名古屋人ではありません。(^^;

音質がイマイチでプリアンプとしては使えないPRA-2000ZR、フラットアンプのクオリティがイマイチで音質劣化をきたしているので、ボリュームだけを活用して、フォノイコ兼パッシブプリとして使った方が音が良いんじゃないの?と思って実験してみることにしました。

ボリューム最小の位置で抵抗値を測ってみると67.3kΩ・・・これじゃぁボリューム単体では音量を絞りきれないのでは?と思ったんですが、ダメ元で実験してみようと思い直し(止めておけば良かった)、ニチフの圧着端子をぶった切って即席コネクターを作り、RecOutから直に配線を引き出し、ボリュームを通してPreOutに繋げてみました。マイナス側はボリュームの抵抗値が0Ωなので、RecOutから直にPreOutに繋げました。

B-2102の可変入力に接続、B-2102のボリュームを12時(表示は-7dB)まで上げて音を出してみましたが、音がやたらでかい・・・。しかもPRA-2000ZRのボリュームを絞ると音が極端に悪くなる!ダメじゃん。ここまでやったんだからって事で、B-2102の固定入力にも繋げてみましたが、MC入力の「サー」と言うノイズがメッチャでかく聞こえた所で止めました。

無駄な努力でした。ill○| ̄|_

可変入力に入れてちょっと聴いた音は、プリアンプとして使った時よりもクリアで良さそうだと思いましたが、ボリュームがこれでは使えませんね。使えるボリュームを買って交換するか、抵抗をかませるか・・・しませんけどね。

今回はついでにオペアンプのソケットを廃止しました。
主治医からは「ソケットは無い方が良い」と言われていたんですが、取っ替え引っ替えしてテストした時のまま、めんどくさいから放置していました。TA7504P(新)の音が良いので取り替える気も無いし、音質面で有利ならって事で廃止しました。

メンテナンス2018/01/25 19:00

メンテナンス
PRA-2000ZRもヒューズホルダーを交換したいと思って調査の為に分解、メインヒューズが付いている基板?を外してみたんですが、やっぱりこれは専用部品。本体を下からネジ止めする様になっていて、ヒューズホルダーだけを交換する様には出来ていませんでした。一瞬破壊しようかとも思いましたが、今回は磨くだけで我慢。サトーパーツあたりの汎用品と交換しようかな。

電源基板に付いている2本のヒューズは径が小さめの「ミゼットタイプ」と言うそうで、買ったヒューズホルダーは使えません。こちらも別途ミゼットタイプ用を購入する必要があります・・・普通の大きさにしとけよ。( ̄З ̄)

続いて電源基板裏に付けた100V 2.2uFのSILMICII、音が変になったら取り外して他のアンプに使おうかと思っていたので足を長めに残して変な付け方をしていましたが、音質バッチリで変更する気が無くなったので、緑MUSEと同様の付け方に改めます。

加えてイコライザーアンプ基板(でいいのかな?)の裏に付いている抵抗、見た目が汚くていつも気になっていたので金皮に交換します。音質的にどうかは知りませんが、変な音になったら戻せば良いし。(写真では金皮の茶色帯が黒に見えています)

ヒューズホルダー・・・。( ̄- ̄;)

ところで、Joshin webの「音場工房 ~アナログのススメ」の記事、
https://joshinweb.jp/av/omba_alg4.html?ACK=TOKU

「針の寿命はどれくらい?」と言う項目を見ると、「メンテナンスをきちんとすれば数千時間(半永久?)でも持つ」と書いてあるので、寿命を気にしてあまり使わない様にするのは馬鹿げてる?

T-Virusによって?ゾンビ化したC1は遠慮なく使えますが、P-3Gもあまり針の寿命とか考えない方が良いのかな?