24mVのセッティング2017/01/13 19:00

AD
B-2102のバイアス電圧を24mVに変更したので、ADの針圧セッティングも変更しなければならなかったんですが、体調イマイチでやる気になれませんでした。ようやく重い腰を上げ、意を決して(大げさ?)やってみました。正直、「音が分からないんちゃうか?」と言う不安があって・・・。

カートリッジはP-3G、PRA-2000ZRのMC1入力(トランス)使用で、とりあえず現行の1.92gで試聴。

○BIS LP-225
ん~、どうも高域の伸びと抜けがイマイチ、全体的に大人しめの音。
本来なら0.01gずつ刻むところですが、しんどいし、面倒だし(おい)、1.90gでとりあえず聴いてみる事にします。

お~、バイアス電圧23mV&針圧1.92gの音とほぼ同じになりました。やはり高域の伸びと抜けが良くなって、明るく散乱する感じに戻りました。ただ、気温が低いせいか(19℃台)、低域の量感と伸びはイマイチですね。針圧を下げても低域方向にはあまり変化が無かったので、おそらくはそう言う事かと思われます。

○「Viet-Nam」(B-2:確認のため)
良いですね、高域の伸びと抜けきり感はバッチリです。1.90gで問題無いでしょう。
とりあえず、セッティングが出せて良かったです。

ところで、最近MC-L1000のオークションでの価格高騰は凄いですね!
元箱があってほとんど使っていないものだと25万円って・・・新品実売価格の3倍を超えてますがね。
と、書いたところで、MC-L1000の針圧もセッティングする事にしました。全然使っていなかったので、生存確認も兼ねてます。

まずは適当なところで1.46gにセットしてウォームアップ30分、BIS LP-225のA面を聴き流していると、ちょっと高域の伸びが悪いかなと。ここは刻んで1.45gにセットしてB面で試聴・・・うん、こんなもんでしょう。P-3Gと良く似た音が出ていますが、バリバリ鳴るのはP-3Gですね。

「MC-L1000は針圧に敏感」「適正針圧はこれくらい」と良く言われていましたが、再生装置のレベルが上がれば大抵のカートリッジで針圧が0.01g変われば音は変わります。私がMC-L1000を買った当時、0.1g変えても「ん?」って感じでさっぱり分かりませんでした(使用機器は全く同じ)。当時は「針圧微調整の音が分かる長岡先生すげー!」と思ったもんです。逆に針圧を0.05gいじって何も変わらなければ、どこかに問題があるって事だと思います。加えて適正針圧は使っている機器によって千差万別なので、「○gに合わせるのがベスト」って事は絶対に言えないですね。

☆自分用メモ
P-3G:1.90g
MC-L1000:1.45g

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