ドレイン電流の計測2017/01/28 19:00

FET
今から7~8年前、A-10IIのフォノイコライザー基板にある複合FET(2SK146 BL)が壊れたらどうしようと主治医に相談した事があって、PRA-2000ZRのフォノイコライザーにも使われている2SK369をペア組みすればいけるんじゃない?但し、ドレイン電流をきちんと測って一致する物を選別しないとダメだと。必要な物を揃え、計測方法もWebで調べて分かっていたんですが、面倒臭いのでやる気にならないまま今に至る。(汗)

ジャンクパーツを片付けていたら、PRA-2000ZRのフォノイコライザー用に買っておいた2SK369が20個弱あるのを見付け、フォノイコライザーには片ch4個必要なので、MCトランス入力に必要な4個×2くらいは選別出来るだろうと思い、ドレイン電流の計測をやってみたんですが、見事にバラバラ!5.5mA~8.9mAまでかなりの広範囲に散っていて、特性の近い4個組が出来たのは1セットだけ。ダメじゃん・・・。

と言う事は、何も考えずに部品交換を行ったMCトランス入力とヘッドアンプ入力、特性がバラバラな2SK369が付けられているって事ですわな。「あまりにもバラバラだと音質にも影響が出るんじゃ・・・」と考え始めるとメッチャ気になってきてしまい、ここはひとつ特性を揃えて4個でペア組み(カルテット?)するべきじゃないかと。

計測装置ですが、ユニバーサル基板にスズメッキ線をハンダ付けしただけのお粗末な物。電源は9V電池で使用期限は2012年6月(滝汗)。久々にアナログテスターの出番となりました。とりあえず測れりゃ良いんです。(^^;