パイロットランプ2019/03/04 19:00

パイロットランプ
4連LEDなのに電球並みに暗いA-10IIのパイロットランプ、定電流ダイオード+明るいLEDに交換しようとLED用基板3号機を作りましたが、点灯しているかどうかが分からない程では無いし、切れないかどうかの確認もしたいし、何よりもめんどくさい(おい)ので、このまま行く事にしました。

写真に撮ると「そんなに言う程暗いか?」と思われそうですが、目で見た感じはこの半分位の明るさです。ボタンの遊び範囲の奥まで押し込んだら、写真で見る位の明るさになります。

抵抗とLED交換2019/02/18 19:00

LED交換
電流制限抵抗の値は計算上1.8kΩですが、今回は手持ちのパーツで何とかしたいので、1kΩの1/2Wカーボン抵抗を2個使って2kΩとし、LEDは去年デジットでパイロットランプ用に良さそうと思って買った、角形の小さい物を使ってみます。ただこのLED、電池で試験点灯してみたら、「こりゃ使えないよ」と思う位に暗いんですよね・・・。

大変面倒ですがフロントパネルを分解、カーボン抵抗を2個連結(後でショート防止しました)、パイロットランプ基板2号機に新しいLEDを取り付け、試験点灯で電圧を測定すると8.6Vになってますね。フロントパネルを取り付けて電源ON・・・正面から組み立て前に撮った写真を見ると明るそうですが、やっぱり暗い。良く考えてみると、今迄の明るい4連LEDに慣れているから暗く思えますが、元々の電球の明るさってこんなもんじゃなかったかな?と思います。ダイナミックテストに掲載された写真を見ても、ボヤ~っとした感じの明るさで写ってますしね。昭和臭漂う明るさ?(^^;

因みに、取り外したφ5mmのLED、+側から3番目の1個が点灯しませんでした。

主治医推薦の対処方法についてですが、抵抗の代わりに定電流ダイオードを使うと良いとの事。20mAのLEDが多い様なので、SEMITECの18mAを使えば良さそうです。

これでしばらく使ってみますかね。

ランプが切れた・・・2019/02/17 19:00

パイロットランプ切れ
4連LED化して「これでしばらく安心」と思っていたA-10IIのパイロットランプ、点灯しなくなりました・・・。( ̄- ̄;)

考えてみれば、入れている抵抗の値もテキトーだし、そもそもどの位の抵抗値が適切なのかも全く分かっていないので、今回はきちんと対処しようと思って主治医に相談しました。
因みに、LED生存時に掛かっている電圧は8.6Vでしたが、切れると45Vに上がっていました。ここは負荷を掛けると電圧は下がるので、心配は無いとの事。

サンスイのアンプだと、パイロットランプ用に8Vを別途電源を取っているそうなんですが、A-10IIは電球の抵抗値込みで計算して適切な電圧になる様に調整しているらしいです。加えて電球は電圧で制御、LEDは電流で制御するので、適切な電流を設定してやらないとLEDでも切れてしまうそうで・・・。

自分で調べて、こんな記事を見付けました。
http://eucalyn.hatenadiary.jp/entry/led_current_limiting_resistor

「電流制限抵抗の計算方法」ってのが当てはまりそうで、計算式をA-10IIに当てはめてみると、(45(V)-8.6(V))/0.02(A)=1820Ωとなって、適当に付けた570Ωでは全然足りていない事も分かりました。

主治医お奨めの方法もありますが、お試しで2kΩの抵抗を入れてみましょうか。

抵抗交換後の試聴2018/03/07 19:00

A-10II
B-2102と入れ換えるのが面倒なのでほったらかしでしたが(汗)、フォノイコライザー単体で試聴してみました。
ウォーミングアップで普通のADを聴いていましたが、硬さがちょっと取れた様な感じで、良さそうな気がします。

カートリッジはMC-L1000、針圧は1.63g。

○「シューベルト/鱒」
お~、やっぱりちょっとマイルドになって、なかなか良い感じです。それでも高域に若干の硬さが残っていますが、許容範囲かな。情報量不足でベターっとした感じも改善されているので、このカーボン抵抗はハイCPですね。内蔵フォノイコライザー自体の限界は、周波数レンジで一番感じますね。逆立ちしても、ゴリゴリチューンのPRA-2000ZRには勝てないね。

○BIS LP-225(B面)
確かに音色の硬さはかなりの改善、周波数レンジは特に低域方向が物足りませんね。致し方無い所ではありますが、ちょっと大雑把な音、情報量不足なのは残念。ベルなんかは弱音だと、解像しきれずに若干埋もれる感じですかね。

○「Viet-Nam」(B面)
うん、やっぱりかなり良い線行ってますね。音色の硬さ、解像度はかなり改善、高域の抜けと切れ、立ち上がりの鋭さも合格点!ノーマルPRA-2000ZRなら勝てるレベル。裏の結線を見せずに聴かせたら、PRA-2000ZRと納得してくれるかも。A-10IIのフォノイコライザーでこんな音が聴けるとは・・・。

FAITHFUL LINKのカーボン抵抗、ハイ上がりの補正には持って来いのハイCPなパーツですね。A-10IIに(フォノイコライザーですが)ここまで効くとは思っていませんでした。フォノイコライザー単体でも十二分なクォリティとなり、DALEの抵抗投入も考えていましたが、これなら必要無いでしょう。A-10IIのフォノイコライザーは文句無しとなりました。

抵抗を換えてみる2018/02/15 19:00

抵抗交換
今回は完全な「お試し」なんですが、Yahoo!の期間限定ポイントの使い道が無く、失効して捨ててしまうのも口惜しいので抵抗でも買おうかと。カーボン抵抗なら安いので、PMA-390SEの入力に使ってまずまずだった、FAITHFUL LINKの1/2Wタイプを複数種類購入し、ST-S222ESAの出力抵抗(済)、A-10IIの音が通る部分+αを交換してみようかと。

交換するのは(表記は左chのみ)、「MAIN AMP V」のR401(1kΩ)、R449(330Ω)、R417とR419(22Ω)、フォノイコライザーのR101(22Ω)、R121(470Ω)をやってみます。「おっ、変わった!」と思うくらい音が変わるのであれば、DALE RN-60の投入も考えてみようかと。

大きさはオリジナルの抵抗の方がやや大きく、FAITHFUL LINKの1Wと1/2Wの間くらいですが・・・1Wって事は無いよね。R417とR419に関しては、抵抗値を計測して近い物を使っています。まぁ、関係無いとは思いますけどね。uPA68HAの上に付いている茶色のコンデンサー、これもマイカなんですかねぇ。

ついでにフォノイコライザー基板裏に付いている100Ωの抵抗、カーボンから金皮にグレードアップして、接着剤をきれいに掃除してから空中配線にしておきました。

で、音は変わったのか・・・分かりません!(^^;
まぁ、またその内にB-2102と入れ替えて聴いてみます。

A-10IIの試聴:CD編2018/02/05 19:00

○「La Folia」
サブ電源のパラ付けコンデンサーを緑MUSEにして、高域の気になるキャラクターは無くなりました。B-2102に比べて繊細感や音像の締まり、高域の抜けと言った所はイマイチですが、かなり良い音が出ています。概ね問題無しですが、鐘や爆竹なんかはちょっと音が「重い」かな。

○「竹竹」
ん~、B-2102に比べてちょっとザラつくかな。低域の伸びは問題無し、鳥の声の切れ味も良いです。癖や付帯音が減った様に感じるので、コイルはガチガチに固めた方が良いかもね。8トラックの部屋のビビり具合はもう一息かな。

○「風韻」
バスマリンバ、三十弦箏の伸びと量感は問題無し。篠笛はやっぱりちょっとザラつくかな。若干音が重くなるので切れ味も落ちます。

B-2102と比べてしまいますが、値段が1/3以下のプリメインアンプですから、価格を考慮すると超優秀!弄り倒す手間もそれなりに掛かっていますが、これだけ良い音が出てくれれば、やった甲斐がありました。(^o^)

A-10IIの試聴:AD編2018/02/04 19:00

ゾンビ化したMC-L1000の音がまだ落ち着いていませんが、とりあえず聴いてみます。
MC-L1000の針圧は1.63g。

○BIS LP-225(B面)
フォノイコライザー単体で聴くと、音の硬さがちょっと気になりましたが、A-10IIとして聴くとなかなか良いです。情報量、繊細感、音像の締まりはイマイチですが、周波数レンジは文句無し。手を入れる前が嘘の様な高域の伸びに感心。ベルの音色は僅かにメタリックですが、鮮やかで良いです。ゾンビMC-L1000のキャラクターの影響もあるかな。

○「魅入られた風景」(幽霊の出る風景)
低域の伸びと切れ、パワー感も良くなってほぼ文句無し!高域に気になるキャラクターも感じませんし、良いですね。初期状態とは雲泥の差ですわ。

○「シューベルト/鱒」
スピード感はなかなか良好で、低弦の伸びはやっぱりB-2102には負けますね。ヴァイオリンの艶やしなやかさと言った所は正直イマイチ。ピアノの音も僅かに色が付く感じですが、音は良いですね。

○「Viet-Nam」(B―2)
一番の課題?である過激変態サウンドですが、やはり高域の抜け切り感はイマイチで、若干メタリックな感じも残りますね。立ち上がりの鋭さは合格点で、このADの良さを味わえると思います。

ゴリゴリチューンのPRA-2000ZRと比べると色々不満はありますが、無改造のPRA-2000xなら余裕で勝てる、そう思える位に良くなりました。

コイル、エポキシ固め2018/02/03 12:30

プロテクター基板のコイル
ヘッドフォン出力の抵抗を交換した時の写真を眺めていたら、抵抗の奥にコイルがあるのが見えました。今まで全く意識していませんでしたが(おい)、プロテクター基板に付いている物は大きいので、音圧で振動しそうだなぁと思ったら気になり出し、スピーカーのネットワークでもコイルはエポキシでガッチガチに固める訳だし、試しにこのコイルも固めてみんべぇと思ってやってみました。

分解して取り外すのが面倒だったので、もう10年近く前にてつさんからいただいたジャンクパーツを探るとコイルがあったので、こちらをエポキシ固めする事にしました。ゆっくり硬化するタイプを塗り付けた後、竹串に通してぶら下げ、焼き豚を焼く様に定期的に回しながら均一に行き渡らせました。寒くて硬化が遅く、塗った翌日になってもまだ表面がベタベタするので、熱湯の中にドボーンと放り込んだらあっと言う間にカッチカチ。

エポキシで固めると、今度は空洞共振が心配なので、ダンプを兼ねて空洞にはスポンジゴムを詰めまくりました。早速取り付け・・・カッチカチですね、効果があるかどうかは知りませんが。(^^;

A-10IIの最終評価、面倒ですがやってみましょうか。

フォノイコライザーの音質チェック2018/01/22 19:00

B-2102と入れ替えるのが面倒なので(汗)、フォノイコライザー単体での試聴です。

カートリッジはC1、針圧は1.68g。

○BIS LP-225(B面)
接点清掃の効果もあってか高域スッキリ、それでもまだ高域がちょっと詰まりますが周波数レンジも広く、良い音が出ていますね。まだ若干音色が硬め、情報量が少ないかなと思いますが、プリメインアンプ内蔵のフォノイコライザーですから。

○「Viet-Nam」(A面―3)
スチロールをブチ込んで、高域に感じた癖はほとんど気にならなくなりました。色付けが減って伸びと抜けは良くなってますね。立ち上がりの鋭さ、耳にビシビシ来る衝撃波も及第点で、このADでこんな音が出るとは正直思っていませんでした。良いと思います。

○「シューベルト/鱒」
確かにピアノの高域に感じた癖は減りました。これだけの音が出ていれば文句無しです。

さて、後はプリメインアンプとして試聴したい所ですが、めんどくさいからまたその内に。(おい)
・・・ヒューズホルダーの交換による効果だったら大笑いですが。

プチオーバーホール 22018/01/21 18:45

プチオーバーホール
今回はヒューズホルダー交換と、フォノイコライザーを弄って終了の予定だったんですが、昨年3月にTAPE COPYのスライドスイッチクリーニングをハンダの品切れで断念したことを思い出し、大変面倒ですがクリーニング実施と、他に不具合があったので補修しました。

ヒューズホルダーは30年以上が経過して錆びまくりだったので、新品交換すると凄くきれいになって精神衛生上も良いです。磨いてあったので接触面は問題無いと思いますが、安いパーツですから交換した方が良いでしょうね。

フォノイコライザーは入力信号が通る所にある100pFのバイパスをスチロール化、FineGold 25V 47uFをSE-U55SXのカップリングに使っていた、MUSE-KZ 35V 47uFに交換してみます。100pFのコンデンサーを取り外してみると「SOSHIN」と書いてあるので、これってもしかしてマイカ?パワーアンプ基板にも同じ様な物が付いていて、10年前は「焦げている」と思っていましたが、マイカだったら交換せんでも良かったかもね。30年前のマイカと、今売っているフィルムやスチロール、どっちが良いんだろうか・・・。

スライドスイッチはやっぱり汚れていましたね。今回も練り歯磨きを付けて歯ブラシで擦りましたが、練り歯磨きがグレーになるくらいの汚れが。クリーニング後はピッカピカです。薄くSETTEN No.1を塗っておきました。

終わったと思ってプロテクター基板に繋がっている電線をよく見ると、半分くらい切れている!端子に巻き付けられている電線を取り除き、被覆を剥き直してハンダ付け。結構な長さが巻き付けられていました。

スチロールはエージングが必要ですが、とりあえず音質チェックしてみようかな。