私が社長の○○です2011/08/02 19:00

さて出社初日、2階にある事務所の片隅で、他の同期入社2名と座って始業時間を待っていると、事務所の中を所在なげにウロウロしているオッサンが1人居ました。「誰だろう?工員さんかな」と思って数分が経った頃でしょうか、そのオッサンがヘラヘラ笑いながら近付いて来て「私が社長の○○です」と。えぇ!あんたが社長なの!全然そうは見えない威厳の無さ・・・同期2人も全く同じ事を思ったそうです。

その後、7月にも新しい人が入ってきたんですが、入社当時は社長が療養中でおらず、「社長が出てきたら教えて下さい」と言われていたので、出社して来てすぐに「あ、あれ!あの人!」と言って教えてあげたんですが誰だか分からず、社長が近付いてきても分からず、「あんたが○○さんか」と言われて初めて分かったとか。要するにオーラゼロ、どう見ても社長なんかには見えないってことですね。

コイツが私が見てきたどんな人間よりも××であることはまた後ほど。

新人研修で組織図が配られたんですが、社長と経理の2名が同じ名字で「ヤバイ」と思った時にはもう手遅れ。株式会社と名前が付いているものの、実態は隣の家に住んでいる一族が経営する「同族企業」だったんです。経理の1人は社長の妻、もう1人は社長の妹、専務は社長の姉の旦那。もうガチガチですね。社長は創業者(故人)の息子、創業者の妻は監査役としてなぜか名前だけが記されていて・・・ますますダメじゃん。

でも、全ての同族企業がダメって訳でも無いでしょうし、会社に入ったからには頑張って自分の仕事をすれば、見ている人は見ていてくれるはずと思い、頑張ってみる事にしたんですけど・・・。