復活試聴2014/02/23 19:00

写真はプリアンプ部分に取り付けたブリッジFRED。異常発熱等の問題は無いようです。

試聴はMCトランス使用、P-3G、針圧は1.90g。
まずはいつも通りフォノイコライザーとして使い、4本パラの抵抗を交換した変化をチェック。

○BIS LP-225(B面)
んー・・・同じですね、音が変わった様には思えません。高域の抜けが良くなった様な気もしますが、誤差範囲かな。有意差無し。
悪くなっていないので、よしとしましょう。

ここでプリアウトからB-2102の可変入力に入れて、音質差を検討します。
(PRA-2000ZRのボリューム位置は12時)

やや大人しく、高域の抜けが鈍ってマイルドになりますが、オリジナルからは大幅改善!やはりVコンは撤去、UB-152はFRED化して然るべきですね!
恐怖の「ボッボッ!」も出ませんし、B-2102の固定入力に入れてみましょう。

かなり改善されてはいますが、RecOut→B-2102の可変入力には負けますね。鮮度低下、まったり、情報量減、見通しの良くなった音場に薄く霧がかかる感じ。フォノイコライザー最優先で、あっちこっち配線を引っ張り回した結果ですかね。それでもオリジナルに比べればかなりの改善なので、UB-152とVコンは本当にダメですわ。因みに、FETはμPA68HAを使ってます。

○「Viet-Nam」(B面)
やっぱりRecOutに比べると、詰まった感じ、情報量減でベターっとした感じになるのは否めないですね。高域のシャープさや立ち上がりの良さはなかなかですが、生々しさ(鮮度)が落ちるのは痛いです。激烈サウンドが「激」くらいになります。
途中でRecOut→B-2102の可変入力に戻すと、パッと目の前が晴れる感じがしますね。激烈サウンド復活、ウルトラハイスピード、凄いわ。本当に「修行を積んだ長岡マニア」以外には耐えられないでしょう。(笑)

色々と文句を書いてはいますが、オリジナルに比べて大幅クオリティアップは間違いないです。UB-152とVコンのお陰でドロドロ、ふん詰まりになってましたね。「何とか使える」レベルになってくれたのは嬉しい限りです。
・・・使わないけど。(^^;

フォノイコライザー最優先で作られているため、プリアンプ機能はオマケとして考えた方が良さそう。PHONO入力からRecOutまでは最短距離で配線されていますが、PreOutはRecOutから配線を引っ張り回し、あっち行ってこっち来てって感じで音質劣化が大きいです。残念ながら、アキュフェーズのプリアンプには到底及びませんね。

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