UB-152撤廃後の試聴2014/02/04 19:00

-2日目-
○「La Spagna」(SACD)
当日よりも高域、低域共に伸びています。高域が伸びた代償か、僅かですがシャリシャリした感じが付きまといますかね。14トラックのハープシコードや鉄琴の透明感や切れ味は申し分無いんですが。19トラックの鉄琴も文句無し。25トラックの鈴は昨日より明らかに切れが増しています。

○「竹竹」
低域の芯が硬くなってきました。瞬発力がアップしてきたのかな?マリンバも硬く引き締まって良い感じです。8トラックのビビり具合も良い感じです。(笑)

もうちょっとエージングかな。

-3日目-
2日目の試聴で「バイアス電圧が下がっている?」と感じたので、しっかりヒートアップさせてから計測すると、左chが22.0mVに下がってました。右chは23.3mVで問題無かったんですが・・・。
自作ブリッジFREDは異常な発熱も無く、問題無い様です。

○「La Spagna」(SACD)
高域のシャリシャリ感は解消、周波数レンジ拡大は間違い無い様で、3トラックの冒頭から部屋のビビり音が出る様になりました(分かりやすい!)。リコーダーは明るくシャープ、ハープシコードの高域も同様です。鉄琴や鈴の切れ、鮮やかさも文句無し。音場の透明感が増す(背景ノイズ減?)ってのは良いですね。

○「竹竹」
マリンバのコロコロする感じ(硬質感がある)がGood。低域の重量感アップも確認出来ましたし、クールでシャープな切れ味は素晴らしい!本当に何も無い空間が静かになりました。

いや~、周波数レンジ拡大、ますますクールでクリアでシャープ、良い音に大満足です。(^o^)

ついでにADも聴いてみます。
MCトランス、P-3G、針圧は1.90gでいってみます。

○BIS LP-225(B面)
針圧1.90gでも音が出た瞬間はハイ上がりに感じるくらい高域は伸びてます。ADの方がS/Nが悪いので、音場のスッキリ感は分かりにくいですが、「言われてみれば・・・」って感じですね。ドラムの低域「ブルブル」と言う様な音域で伸びを確認しました。ベルの透明感も素晴らしいです。

○「Viet-Nam」(B―2)
おぉっ、激烈サウンド復活!やはりエージング不足、バイアス電圧の調整がイマイチだった様ですね。もう言語道断空前絶後鎧袖一触焼肉定食咖哩南蛮西戎北狄東夷ですわ。(意味不明)
恐ろしいサウンドです・・・修行を積んだ長岡教徒以外は耐えられまいて。(笑)
汗かいた。(笑)

まだ若干エージングによる伸び代がありそうですが、今のところ大満足のウルトラハイスピードサウンドになりました(特にAD)。GT-CD1でもそうでしたが、30PRA20が目覚める迄には最低3日(数時間/日)はかかります。

ちょっとだけでも改善されたので、良かったです。