スピーカーケーブルの制震2014/02/15 19:00

CD-S2000~B-2102間のFケーブルをフェルトで巻いて制震すると、高域の刺々しさが無くなって音が良くなったので、「スピーカーケーブルもフェルトで制震してやると音が良くなるかも」と思い、やってみる事にしました。

現状(写真左上)はスーパースワン本体に沿ってケーブルを這わせ、振動の激しいであろうボディ部分に接触しないようスポンジゴムで浮かせ、上から袋に入れた廃活字(鉛)で押さえ付けていました。これをFケーブルと同じ様にフェルトで巻いて結束バンドで縛ってみました。スピーカーケーブルは富士電線の5.5スケアVCTです。
追加対策でターミナル部分にスポンジゴムを挟み込んで制震。(右上)

早速試聴。

○「La Spagna」(SACD)
悪くはないんですが、中高域のある特定範囲がモヤモヤしてちょっと違和感。
ターミナル部分のスポンジゴムを触ってみると、結構振動を伝えている!外すと・・・違和感は無くなってスッキリしました。フェルト巻の方は、スポンジゴムを敷いていた時と比べて悪くは無さそうですが、巻く範囲をもう少し広げたいかな。
試しにフェルト巻ケーブルを押さえている重り(廃活字)を取ると高域が明るくなるので、フェルトだけでは震動の遮断がイマイチと思い、スーパースワン本体に着地する部分にスポンジゴムを敷き、フェルト巻ケーブルを載せて重りで押さえると、これが一番良さそう。
微妙なものですねぇ。

○「竹竹」
フェルトを巻いた方が低域が引き締まってスピード感がアップするかな。「ボワン」が「ボッ」になる感じです、大げさに言えば。まぁ、実際は微妙な変化ですけどね。

ケーブル等が落ち着いて来たら、改めて試聴しましょう。