コンデンサー取り外し2014/05/31 19:00

ADを聴いていて、どうも「高域がチリチリする」と思ったのは、「もしかして、PRA-2000ZRの電源基板に追加したフィルムコンデンサーのせい?」と思い、外してみる事にしました。ブリッジダイオードをFRED化する前に行った対策なので、もしかしたらやり過ぎになってしまったのではないかと。

さっさとバラし、フィルムコンデンサーを外し、プリアンプ部への電源供給を絶ちました。フォノイコライザーとしてしか使えませんし、電気を流してパーツを劣化させるだけ無駄ですから。

早速試聴。
改めて、P-3Gの針圧を1.90gにして音質をチェックしてみます。

○「La Spagna」(LP-164 A面)
ウォーミングアップで前回聴いたB面を聴いていましたが、針圧1.90gでも高域がチリチリする感じは減っていますね。でも、若干気になるので、1.91gにしてみますか。

針圧を1.91gにしてA面を試聴。
う~ん、高域の伸びや抜けを損なわずにチリチリ感を抑えるのはこの辺りかな?鉄琴や鈴の抜け、切れ、鮮やかさは文句無しです。ピアニシモで鳴る鉄琴は、CD-S2000の方が若干厚みがありますね。
「La Spagna」はCD-S2000(SACD)と互角、音質はそっくり。納得の高音質です。(於、当社独自規格値)

○BIS LP-225(B面)
B-2102の音がカッチリしたおかげで、ドラムはますます硬く引き締まってますね。女声ヴォーカルの伸びと切れ、抜けは全く問題なく、クセも感じません。ん~、エコー等の「空間表現」は、ターンテーブルを磨いた後の方が良いかも・・・B-2102のせいだったりして。(分かりません!)

○「Viet-Nam」(B面―2)
高域に違和感は無く、華麗で鮮やかなウルトラハイスピードサウンド復活!嬉しい様な、耳が痛い様な(笑)。前回、針圧を1.92gにすると、若干高域のエネルギー感(パワー)が損われる感がありましたが、今回は問題無いです。ノーマルPRA-2000ZRでは不可能な、シャープでクールでハード(過ぎる)な音に改めて感心。
汗が・・・。(^^;

○「魅入られた風景」
低域の締まりと量感、伸びをチェックしましたが、全く問題無いです。

結局、パラ付けしたコンデンサーを外して正解でした。色々と対策をしていた物がFRED化で行き過ぎましたね。針圧を上げる事にもなりましたし。

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