元気になりすぎ!2014/01/18 19:00

ブリッジダイオードのFRED化で音が元気になったのは良いんですが、元気になりすぎて若干高域がきつくなってしまったので、カップリングコンデンサー(MUSE KZ)にパラ付けしているフィルムコンデンサーを撤去、MUSE KZにも銅板を巻いて高域がきつくならないよう工夫してみました。正直、FRED化でこれだけ高域が伸びるとは思っていませんでした。

早速試聴。

○「La Folia」
低域は力強く、高域の伸びすぎが是正されて、FREDに交換当日のバランスに近付きました。爆竹も問題ありませんが、もうちょっとだけ明るくしたい様な気も・・・そんな微調整は出来ませんが。鐘の音も鮮やかですし、気にしなくても良いでしょう。

○「La Spagna」(SACD版)
中低域がどっしりとして良いです。銅板を巻いたのは正解でしたね。高域の伸びと切れも十分で、鈴やベルの鮮やかさも文句無し。25トラックの鈴はやたらシャープでハッとするくらい。

○「輪廻交響楽」
うぉぉ~、なかなかやりますね、低音がバンバン出ます!「アンアン」もシャープで問題無し。2トラックはお鈴の音で部屋がビビります。4トラックのジェゴクの低音、ガムランの鮮やかさは文句無し、むしろ音の色彩豊かさに感激。拍子木も硬く、透明で立ち上がり鋭くて素晴らしい。

○「竹竹」
こちらも低域のパワー、中高域の伸びと切れは文句無し。8トラックでは良く部屋がビビっております。(笑)

総評としては、滑らかさ(歪み感)をもう少し改善したいところですが、現状の豪快な音でも良いかなと思います。FRED化で一段と音が良くなりましたね。パラ付けしているフィルムコンデンサーも要らなくなりましたし。今時の電解コンデンサーはかなり良くなっているって事でしょうか?ハイ上がりが直らない様ならシルミック投入か?と思っていましたが、銅板巻MUSE KZでいけそう。

何だかブリッジダイオードを全交換してから右chが弱くならないんですが、まさかダイオードの劣化で給電が不安定になっていたってオチじゃないよね・・・まぁ、発症当時でも約20歳のご高齢でしたから、何が起こっても不思議ではありませんが。