FRED化後の試聴2014/01/05 18:00

写真はボリューム基板に取り付けたNJM4558DD。(隠れてますが)

最近、あっちこっちいじり倒しているので、音の記憶もゴチャゴチャになっちゃってます。とりあえず、改めてB-2102と比較してみようと言う事で、ADで試聴してみます。PRA-2000ZRの音は印象に残ってますし。

MCトランス使用、P-3Gの針圧は1.89g。

○BIS LP-225(B面)
まずは内蔵フォノイコライザーから。
おぉ~、A-10II内蔵フォノイコライザーとは思えない高域の伸びと透明感、PRA-2000ZRで聴いている様で、ベルの鮮やかさも良いです。ただ、若干女声ヴォーカルの音域が重い、情報量イマイチって事は仕方無いですね。でも、MOSみたいな音は出てますよ。電源の質って重要なんだなぁと再認識。本当に良くなりました。ボリューム基板のNJM4558L→NJM4558DDの差は・・・分かりません!(汗)

途中でPRA-2000ZRにスイッチ。滑らかで繊細、レンジが広く、低域には芯が入って全域で充実します。でも、「やっぱり内蔵はこんなもんだ」から大出世、本当にノーマルのPRA-2000ZRになら勝てるかも知れません。それと、A-10IIで聴くなら、針圧をもう少し上げるべきですね。

○「Viet-Nam」(A面)
再び内蔵フォノイコライザーで。
B-2102に比べれば中高域が重いかなと思いますが、越えられない壁を越えやがりましたね。立ち上がりは若干角が丸まる感じで、B-2102のハイスピードサウンドには敵いませんし、ドラムの音も重心が上がって芯がぼやけます。平凡な音と感じてしまいますね。
ノーマル状態のB-2102になら勝てる?

○「シューベルト/鱒」
これは外盤ジャーナルに載っていたADかな?
聴いたのがずいぶん前なので比較する材料がありませんが(おい)、ピアノの高音域が若干メタリックかなと思いますけど文句無し。以前聴いた時のB-2102とPRA-2000ZRのコンディションを考えると、それを上回っているんじゃないかと思える高音質。

A-10IIはもう触らんでも良いでしょう。当初の死にかけ状態が嘘の様です。何せ、リレーが腐って音が出ませんでしたから。NJM4559Dを一応買いましたが、あえて取り換える必要は感じませんね。