長岡先生が亡くなって今日で丸20年、「もうそんなに経ったか～」って感じですね。

長岡鉄男優秀推薦機がまだ使えていると言う事に自分でも驚きます。特にアンプは長持ち。
購入時は長岡先生に大感謝、メンテナンスは元サンスイ大阪さんに大感謝で、メンテナンスして音質改善されていなければ、とっくにオーディオは諦めて放置状態になっていたと思います。

今は新品を買おうにも「この人の音質評論は鵜呑みにしても大丈夫」(好みを含めて)と思える人は居ませんね。オーディオ評論一本で生活している人が多い様で、メーカーの悪口を言ったり、製品をこき下ろそうものなら広告停止や執筆停止要請みたいな「圧力」が掛かって生活出来なくなる訳で、メーカーの意向に沿った音質評論、良い所は絶賛、悪い所は曖昧かつ抽象的にやらざるを得ない。

そんな記事を、お金を出して読む読者が一番の被害者で、そりゃ雑誌なんて売れなくなって当たり前だろ。私のMCカートリッジ選びもAT33EV、AT-OC9/IIIと騙されて、結局は評論記事を一切読まずに自分で調べて、ダイナミックオーディオの店員さんにアドバイスをもらって、PhaseTech P-3Gに決めて、たまたまそれが当たりでしたから。

そう言うユーザー無視の業界体質を、長岡先生がどうぶった切るかも読みたかったかな。