ソニーがハイレゾで録音出来るレコードプレーヤーPS-HX500を発売しましたが、こんなへなちょこプレーヤーでハイレゾに伍する音質が再生出来たら苦労しませんわ。まぁ、そんな事はメーカーも承知だとは思いますが、レコードブームに乗っかって、ハイレゾで録音したら何でも高音質になるとでも言いたげなオカルト臭がしますね。それならCDでもアナログ出力をハイレゾで録音したら音が良くなるかもよ。(笑)

Webサイトに書いてあるレビューも見てみましたが、メーカーから距離の遠そうなサイト(＝広告料が少なそう)では、録音した波形をDSDでダウンロード出来る同じ曲で比べたりしていましたが、結局のところは「手持ちのレコードを高音質のフォーマットで残せるのがメリットかな・・・」って感じでしたが、メーカーと距離の近そうなサイトでは、躍動感、実在感、現実感、エモーショナルとかよく分かんない用語を連発して褒めていて、正直言って「お前、大丈夫か？」と思いました。この御仁は例の「北ドイツのオーケストラらしい厚みが・・・」とか、私の様な無教養な人間にはサッパリ分からない表現を使う人なので、野蛮人には分からない知的な文章なのかもね。

いずれにせよ、このレコードプレーヤーが売れないご時世に数万円で手に入るプレーヤー(しかもMMカートリッジ付き！)で、CDを越える(らしい)ハイレゾフォーマットでないと捉えきれない様な高音質再生が可能なら、今すぐGT-2000L、P-3G＋MC-L1000＋C1、PRA-2000ZRを売り飛ばし、PS-HX500を買いますわ。

そんなワケ無いやろ～、
往生しまっせ～。(^^;