改めて試聴2014/06/29 18:15

ケーブルグランド
FineGoldを外してから2日程様子を見て、問題無さそうなので試聴してみました。
ケーブルグランドとVCTの隙間(B-2102の内側)には、スポンジゴムを詰めまくっています。

○「La Spagna」(SACD)
あ~、やっぱりFineGoldは無い方が良いですね。現状から若干滑らかになったらベストかな~とは思いますが、切れや活きの良さを捨ててまでとは思いませんね。607KXで慣れたせいもあるかも知れませんが、高域の透明感と剛性感は修理前より向上しているかも。32トラックを聴くと、そう思いますね。目の覚める様な切れ味は素晴らしい!

○「竹竹」
低域のパワーは若干向上しています。量感はそのままで締まり(スピード感)が良くなってますし、重量感もアップですね。ACケーブル?パワーブロックの固定ネジ?ヒューズ&ホルダー磨き?どれだろ?(だからひとつづつやれと・・・)加えて、背景でザワザワ言うレベルの再生も良くなってます。8トラックでの部屋のビビりも元通り。6トラックを聴くと、全域で良くなってますね!スピード感が抜群です!

CDでは文句無し。ADいってみましょう。
P-3Gの針圧は1.91g、MCトランス使用です。

○BIS LP-225 B面
確かにバスドラの重量感アップ、各楽器の分離良好、女声ヴォーカルの透明感向上で文句無し。FineGoldをパラ付けすると、世間一般で言う所の「MOSっぽい音」になりますね。

○「Viet-Nam」 B面
FineGold撤去で、ウルトラハイスピードサウンド復活!「暖かみのあるレコードの音」とは対極にある、ハードでクールでシャープでダイナミック、加えて鮮やかで切れ味抜群。張り詰めた弦を力強く弾く感じ。PRA-2000ZRのフィルムコンデンサー撤去は正解でしたね。十分過激です。
汗が出る・・・。

○「魅入られた風景」
このADの方がリラックス出来ます。(笑)
おぉう、ドコドコ来ますね!締まりと重量感は文句無し。締まった分だけ僅かに量感が減りますね。トータルでは現状の方が上。高域の伸び、切れ、透明感、剛性感も文句無し。

と、ここまで聴いて、ちょっとセットカラー追加で音が変わった?と感じたので、急遽追加で「La Spagna」を聴いてみました。

○BIS LP-163 A面
ん~、言われてみれば(自分でですが)高域の伸び切り感がイマイチの様な気がしないでもないですねぇ。かなり微妙ですが、セットカラー有りはカッチリ締まった音、メインウェイトだけの方が軽く伸びる感じがしますね。重い方が共振が抑えられるけど、感度が悪くなるって事かなぁ。一長一短って感じですかねぇ。

ん~、サブウェイトが60gってのは重すぎるのか・・・鉛テープ巻くらいにしておくか。(悩)