PhaseTech P-3G＋audio-technica AT-LH18/OCCの組み合わせはやたらと重く(29.5ｇ)、ヘッドシェルの指掛けを取り、アームのカウンターウェイトを後端まで下げ、空いたスペースにブチルゴムを貼って何とかバランスしていましたが(写真左上)、カウンターウェイトをギリギリまで下げるとアームパイプとの接触面積が減り、大げさに言えばグラグラするのがイマイチで、サブウェイトが欲しいなぁとずっと思っていました。

昔は純正ウェイトを売っていたと思うんですが、今では純正なんてあるはずもなく、Webで手に入る物は数千円～１万数千円と非常に高額。そんな物買える訳も無いので半ば諦めていましたが、Webを検索していたら「GT-2000のサブウェイトに、セットカラーが使える」と言う情報を発見、その記事を読んでみると、「内径18mmのセットカラーをモノタロウで買えば数百円」と。

早速モノタロウで調べてみると、SUS304で447円、S45Cの黒染めで233円、ニッケルメッキで419円(いずれも税抜き)、安い！しかも外径は純正ウェイトとほぼ変わらない。これはもう買うしかないでしょう！黒染めを２個買ってウェイトだけ黒ってのもカッコいいかなぁと思いましたが、ここは失敗しないようにSUS304を買ってみる事に。セットカラー１個だけってのも送料がもったいないので、ピカールも買いました。ちょうど台所のシンクを磨いて無くなりかけていたので。

届いたブツの重量を測ってみると、純正ウェイトが70ｇ強、セットカラーが60ｇ強で、ほとんど変わりません。純正ウェイトの様に内周部に滑り止めが付いている訳ではありませんが、固定ネジも２ヶ所にあって、固定はまず問題無いでしょう。セットカラーはそのまま使っても良かったんですが、ピカールでちょっと磨き、洗ってから気休めダンプ目的でアクリルクリアーをスプレー、後側に寄せて２つのウェイトを組み込むと・・・重すぎました。取り付け位置は前側に２個共寄せて大丈夫な様です。

前側にセットカラーを取り付け、純正ウェイトとの間に１mm厚ゴム板を切り抜き挟んで防振、後端部には銅箔を貼り付けてボーボー音発生を防止、アームパイプにセラミックグリスを塗って完成。取り付けてみると、なかなか良い所でバランスしています！後まで下げた時の様なグラグラ感が無くなってカッチリ嵌まる感じです。これは良いですね！買って良かったです。

後のパイプがはみ出た部分に鉛テープを巻いても良いかなぁ。現状でも純正ウェイトとセットカラーでガッチリ押さ付けられている様な感じなので、これ以上は何もしなくて良いかな？試聴して問題無ければ、指掛けも復活出来そうです。

B-2102が無い・・・。(T_T)

○モノタロウ セットカラー
http://www.monotaro.com/s/c-60028/

○参考にしたページ
http://blogs.yahoo.co.jp/namechan9999/5426512.html