詰めすぎ厳禁!2017/08/18 19:00

何となく「ステレオ時代」のオフィシャルブログを眺めていたら、NEC A-7の中古品を入手して開発者氏にメンテナンスを依頼、喜んで使っているのは良いのですが、収納しているラックがキッチキチ!こんな放熱スペースゼロの状態で使うのは最悪。熱がこもってパーツの劣化が促進されるし、バイアス電圧も過熱すると調整時とは違う値になるでしょうから、音質面でもマイナス。

私は主治医から「放熱スペースはちゃんと取る様に!」と厳命?されているので、スペースが狭くてどうしても必要な空間が取れない時には冷却ファンを付けています。私が使っている長岡式自作ラックは20数年前に作ったものですが、想定放熱スペースは10cm程。B-2102は想定よりもでかいので、9cm位になっていますが、これでも夏場の連続運転は熱くなるので(バイアス電圧も上げてますし)、前面パネル中央にPCケースファンを1個置いて6Vで回しています。

熱と言えばPRA-2000ZRですが、これは放熱スペースがあっても冷却ファン設置がお勧め。但し、フォノイコライザー基板に近い所に置くと、音質劣化&ノイズ混入が起こるので、電源基板のところから空気を送り込んでやるのが良いと思います。

オーディオ機器の放熱、夏場は特に気を配って損は無いかと。

それにしても、タモリ倶楽部とかに出てくる高級オーディオをズラッと並べた贅沢なリスニングルームでも、オーディオラックに機器をキッチキチに入れていますが、隙間があると何か嫌なのかなと思ったりしますね。発熱の大きそうなパワーアンプが狭い空間に押し込められていると、「あ~あ、良い音出ない上に早く壊れるよ」と思っちゃいます。まぁ、知ったこっちゃありませんが。(^^;

NEC A-7を中心にしたオールブラックシステム完成!