拙宅では実現不可能なので僻(ひが)んでいる訳ではありませんが、ファイルウェブの記事を見ると問題山積みの様な気がします。

専用電源化で容量が増えるのは明確なメリットだと思いますが、あんな長い「棒」の上にトランスが乗る構造、宙ぶらりんの電線が複数接続される状態・・・振動を抑制すると言う意味ではすっごい不利だと思いますが。

例えば、アンプ内蔵のトランスは振動発生源なので改造して本体外へ引き出し、それを１ｍ位の頑丈な棒を立てた上に設置する・・・メッチャ音が悪くなりそうな気がします。加えてACケーブルとトランス～本体への配線は宙ぶらりん、音を出した時の音圧でケーブルは振動しまくり(マイ電柱なら風が吹いて電線ぶらぶら)・・・こんな状態で音が良くなるとは思えませんね～。

どう考えても「マイ電柱」よりも、地上設置の「マイ変電設備」の方が良いんじゃないの？と、思っちゃうんですが。

記事の最後で、比較試聴の為に隣家からほっそい電線で試聴室までAC電源を引き込んでいましたが、「そんな電線で引っ張り回して良い音が出る訳ないだろ！」と、思わずつっこんでしまいました。