ステレオ時代 Vol.72016/08/04 19:30

ステレオ時代 Vol.7
今も使っているモデルが特集されるとついつい買ってしまいますが、GT-2000のアルミ鍛造プラッターが、実は日本ワシマイヤー(アルミホイールBBSの製造元)で作られていたってのは知りませんでした。ついでに日本ワシマイヤーが倒産して、BBSジャパンになってたって事も知りませんでした。プラッターが日本ワシマイヤー製と言う事を知ると、ちょっと値打ちが上がった様な気も?

筐体設計へのこだわりは分かりますが、アームにもこだわって欲しかったな、値段も高くなるけど。いずれも共振しやすい肉抜きアームベース、アームパイプ、突き出た構造のアームリフター、これだけでかなりの音質劣化がありますね。当時は「オートリフターは無い方が音が良いんじゃないか」と言われていましたが、そんな事より前記3項目の音質劣化の方が大きいですね。YA-39は良くないと言われていますが、ストレートアームのYSA-1、YSA-2にしても、アーム以外が同じならそんなに良くないんじゃないかと思います。せめてアームベースだけでも何とかならんかったんでしょうか。(今更ですが)

掲載されているGT-2000、なんだかやたらめったら取り扱いの荒い人が使っていた様で、抜き差しするピンプラグが黒ずんでいるのは仕方無いとしても、アームのハイトアジャスターの固定ネジを引き摺りまくった痕があるのは酷いわ。これって固定ネジを十分緩めずに「おりゃー!」って力技で上げ下げしてたって事でしょ?ご丁寧に金属の削りカスまでアームベースに落ちてるし。なんだかなー。

長岡先生関連の記事は「まぁ、そんなもんかな」って程度ですね。
フォステクスが「自作の灯を消すわけにはいかない!」って言っている様ですが、FE208ES-Rの後継機種はまだですか?長岡マニアのUさんがぼやいてますよ。FE103En-Sはまだまだ使えそうですが、強力磁気回路のカタログモデルも欲しいところです。本に載っているフォステクスの澁江氏、「長岡鉄男メモリアルCD」に収録されている、結婚式のスピーチの新郎だったとは・・・。

オーレックスのブランド復活がCDラジオって・・・。東芝やのう。(=_=)

コメント

_ mosfet ― 2016/08/08 22:40

当方も、GT-2000、オングローム、長岡鉄男と興味をそそられる表紙に釣られて買いました。
GT-2000の標準アーム(YA-39)って、ウェイトを取り付ける部分が斜めに下がってきていませんか?(つまり、尻下がり状態)
うちのYA-39は尻下がり状態になってから、ラテラルバランスがおかしくなったようで、
レコード盤に針を下ろそうとすると外周方向にアームが流れて、使い物にならなくなりました。
仕方が無いので、SAECのアームに交換しました。
開発者にはYA-39に関するご意見を伺いたいものです。

_ ベルビア ― 2016/08/09 19:10

mosfetさん、こんばんは。

「ステレオ時代」シリーズは、出版社の思惑にのせられちゃってますね。(笑)
ウチのYA-39は全く問題無いですよ。付け根が折れちゃったんでしょうか?
音質はSAECの方が良くなりますね・・・お金は掛かりますが。
YA-39にはコストの制約があったのかなぁと思ったりします。

PL-70のところに書いてありましたが、やっぱり振動が音質劣化の一番の要因なんでしょうね。内蔵トランスを殺せるYOP-1の効果はその辺りにありそうです。

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