10年経ちました2016/07/23 19:00

デタラメ修理の痕跡
すっかり忘れていましたが(汗)、先月でB-2102が完全復活してから10年が経ちました。新品購入(たぶん1989年)してからもう27年経つ訳ですが、まだまだ全然問題無く使えそうな事には驚きですね。それもこれも全て元サンスイ大阪さんのお陰で、今凄く良い音で聴けているのと併せて感謝しかないですね。

10年前、セレクターのガリが酷くなって某「にしの」に、セレクター交換とコンデンサー劣化診断をお願いした訳ですが、セレクター新品交換は問題無いとして、何をやったかは知りませんがMOS-FETをぶっ飛ばし、フィルムコンデンサーもその時に焼けてしまったのかテキトーな大容量のブツに交換して高域特性が劣化、古い機器はハンダを全部やり直す決まりになっているのにそれをやらず、それだけならまだしもやり直したハンダ付けが超絶に雑、おまけにぶっ飛ばしたMOS-FETだけ黙って交換して+-アンプがランク違い(YとO)・・・やらかしすぎだろ、某「にしの」。相手が素人だと思って舐めてやがりますね。これだけ無茶苦茶やってたらそりゃ気付くっちゅうねん。まぁ、お陰でサンスイ大阪さんとお知り合いになれたので、そう言う意味では感謝しなきゃいけませんかね。

初めてサンスイ大阪さんにB-2102を持っていった時は、既に自分でバラバラにしてしまった後だったので怒られると思ってビビっていたんですが、快く引き受けてもらって修理完了後に「改造しませんか?」と言われたのには本当にビックリしました。メーカーの修理窓口はもっと融通の効かないイメージなので、「何でもアリ」のサンスイ大阪さんにはビビりました。その後もA-10II、PRA-2000ZR、AU-α607KX等の修理・改造相談に乗っていただいて、新品以上のクオリティが実現出来た事には感謝しかありません。

10年前にはオーディオ熱がかなり冷めてしまっていたので、各機器はほったらかし、PRA-2000ZRなんてプロテクターが切れないので、テレビでやっていた家電修理法の「洗剤をぶっかけて水で洗い流す」をやりましたからね。そんなもんで直る訳もないので、「もうCDしか聴かないから捨てるか」と本気で考えてました・・・捨てなくて良かった。今考えると当時の音質なんて酷いもので、今やっているケーブル交換とか、0.01g単位の針圧調整とか、やっても全然分からなかったでしょうね。オーディオ機器の状態が良くないと、そう言う細かいチューニングの音質差は分からないです、実感しました。

当時聞いた話ですっかり忘れていましたが、AU-X1111とB-2102はプリ部のあるなしだけじゃなくて、AU-X1111にはリミッターが掛かっているそうです。それを解除する方法もあるんですが、興味のある方は武本氏までご相談を。

あ、某「にしの」が交換したセレクター、コネクターをコテで焼くか何かして破壊してやがりました。音が途切れるので分解してみて呆れましたわ。その部分はコネクターを外して電線直結でハンダ付けしてありますが、ホンマにコイツらやる気あんのかって感じです。オーディオを修理するってレベルじゃないですね、パソコンや家電品の修理と同じ感覚でやってるんでしょう。

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