ブロックコン調達2018/07/16 19:30

ST-S333ESX
ST-S333ESXのブロックコンデンサーをどうするか、オークション等々で調べたんですが、イマイチこれが良いと思える物が無かったので、ST-S222ESAに付けたエルナーの42V 3300uFが売れ残っている事を期待してデジットに行って来ました。

特価350円のまま、まだいっぱい残ってました。v(^o^)
商品棚をよく見てみると、同じ350円で42V 3300uFと43V 3300uFがあり、店員さんに「何か違いがあるんですか?」と聞いてみたんですが、一切出所不明でWebショップで売っている激安エアコンと同じみたいですね。このコンデンサーならちょっと背は高いですがクリアランスに問題はありませんし、径が小さくなるので熱対策面では有利。容量も増えるし耐熱性もちょっとアップで好都合。前回注文し忘れたKAの50V 47uFも買いました。

通電してエージング後にインチキ調整、天板を外した状態で軽く試聴しました。
予想以上のまったりサウンドで、もう少し高域に「華」が欲しい感じ。美点だった歪み感の少なさがかなり減退したのが残念で、パラ付けで何とかなれば良いのですが・・・。インチキ調整でも以前より歪みが多くなっていたのは分かりましたが、原因は何なんだろう・・・。

とりあえず、50V 47uFのシルミックをパラ付けして再試聴・・・ん~、多少良くなりましたが、元通りって訳じゃないですね。

困ったな・・・。( ̄- ̄;)

直るかどうか、テスト2018/07/14 19:00

ST-S333ESX
またまた手持ちのジャンクパーツを漁ったんですが、ST-S222ESAに付いていたニッケミAVF 35V 2200uFが残っていたので、とりあえず暫定的に取り付けてみて歪みが取れるかどうかテストしました。そのままではもちろん付かないので、余っているコネクターをハンダ付けして配線、パラ付けしていたコンデンサーは流用。

音は・・・お~、歪んではいませんね!
って事は、ブロックコンデンサーにまでダメージが及んでいたって事か。

しばらく通電させて調整、音を聴いてみましたが、ブロックコンデンサーが変わったので、当然音質も変わっちゃいました・・・低歪みのまったり感が消え、高域の線が細くなってST-S333ESXIIっぽい音に。正直、音が良いとは言えないです。高域が荒れてカサカサする感じ。

う~ん、これが使えればラッキーだったんですが、やっぱりちゃんとした物を買わなければダメかなぁ。とりあえず、音が割れたり歪んだりする事は無くなりました。
ST-S333ESXは電解の品質、コンディションに極めて敏感ですね。

参ったな・・・。( ̄- ̄;)

電源周りの再整備2018/07/13 19:00

電解を交換
音の歪みが取れないST-S333ESX、熱の影響を受けて劣化していそうな電解を全部交換する事にしました。

定電圧ICの近所に付いている物は105℃品のKAかKTで、ここにオーディオ用を使う意味はありませんが、適当な物が他に無かったのでちょっと贅沢。1個だけUTSJが付いていますが、注文漏れ・・・。(^^;
熱から極力遠ざける様、斜めに倒しています。

表に付いていて、ヒートシンクから近い電解は全て裏面に移動しました。どうせならと言う事で、25V 470uFはPLL部を含めてMUSE-KZにグレードアップ。35V 1000uFはスペース節約の為VRにしました。別にどうでも良いのですが、表に1uFのメタライズドポリプロピレンをパラっておきました。

・・・基板裏面が凄い事になってますね。(^^;
これだけ交換したら、やっぱり7-10Pin間電圧はずれていました。

肝心の音質、ん~、まだちょっと歪みが残りますね、ST-S333ESXの音じゃない。
お試しで、ブロックコンデンサーを間に合わせの電解と交換してみるか。交換して直ったら、ブロックコンデンサーを交換しなくちゃね。

電解を交換してみる2018/07/11 19:00

ST-S333ESX電源部
チタコン投入でも症状が改善しなかったST-S333ESX、こりゃぁいよいよ電源の電解が怪しいと言う事で、先ずはヒートシンクの直近にあって、まだ手を付けていないC907(1000uFのでかいやつ)を、基板裏面に移設&予備の1個と交換。これを裏に付けるとC901(470uF)と干渉するので、より小型のFWと交換して音がどうなるか調べました。

放送を受信・・・かなり良くはなりましたが、まだ歪みます。
この2個の電解を換えただけで、7-10Pin間の電圧は300mV以上変動しました。チタコンより電源部の電解の方が影響は大きいのだろうか・・・。

ヒートシンクに近いと言えば、ブロックコンデンサーもすぐ近くに配置されているので、点検を兼ねて取り外してビックリ、基板が変色しとる・・・これはまずいんちゃうか?他の電解を取り替えた時はこんな変色は無かったので、加熱→電解液がゆっくり蒸発→基板が変色となったんでしょうか?

劣化が考えられるので、A-10IIのプリアンプ部用の予備に取ってある80V 2200uFを試しに付けてみましたが、やっぱり音の歪みは改善されず・・・。う~ん、これは電源部の電解全体が、かなりダメージを受けていると考えた方が良さそうかな?古いアンプから取ったシルミックを使ったりしているし。
因みに、ブロックコンを取り替えても7-10Pin間電圧は変動します。

どーしよ。効果無し覚悟で電源周りの電解を取り替えてみるか・・・。

チタコン投入2018/07/08 18:00

ST-S333ESX
ST-S333ESXのIFT内蔵のチタコン(チタンコンデンサー)は容量抜けが始まっていて、それを補う形でセラコンを11pF外付けして調整出来る様にしていましたが、7-10Pin間電圧が安定しない一因として考えられたので、とりあえずIFT内蔵のチタコンを廃止、全容量を外付けしてみる事にしました。

チタコンはST-S333ESXII用に以前から目を付けていた47pFを購入しました。適正容量は推測で100pF程度だと思っていますが、コアが中に入った状態で調整が取れる状態にしたいので(デベソ状態だとグラグラして不安定)、47pF×2=94pFと若干少な目にしています。

さて、IFT内蔵チタコンを取り外そうとしてドライバーで軽く触れる程度に突いてみると、ドライバーが当たった瞬間に崩壊しました!紙の燃えかすを突いた時の様に何の力も加えず崩壊・・・腐ってたんじゃ無いの?(^^;

チタコンを取り外してパーツクリーナーで洗浄、ケースを更に研磨(ピッカピカ!)、調整してみるとコアの位置は良い感じですね(個人的に)。調整は全く問題無いのですが、やっぱり音は歪んで割れます・・・う~ん、やっぱり電解が熱で死んでしまったんだろうか。

とりあえず、今回の件とは関係無さそうな、交換した抵抗は元に戻しておきました。

全く改善せず・・・2018/07/01 18:45

使っているとまた音が歪んできたので、ラックから取り出して冷めない内に7-10Pin間電圧を測定してみると、-80mV付近からどんどん上がっている・・・合わせたはずなのにずれてますね。

そこで今度は天板を付けた状態でヒートアップ、実際の使用状況に近い形で調整してから数時間使用、再度電圧を測定すると-100mV・・・だめだこりゃ。(x_x;

う~ん、やっぱりIFT内蔵のチタンコンデンサーが悪くなっているのかなぁ。
Webを検索してもその辺の記事は出ていないので主治医に相談してみましたが、「チタコンの温度特性が悪くなるって話は聞かないので、セラコンを換えてみたら?」って事だったので、現状問題の無いST-S333ESXII同様にIFT内蔵のチタコンを撤去して、全容量を外付けにしてみようかな。それでダメだったらもうお手上げ。

とりあえず、ST-S333ESXIIが復帰。
音も軽く試聴してみましたが、ハードでシャープで良い音が出ています。

熱対策 その22018/06/30 18:40

ST-S333ESX
電源部がやたら熱くなるST-S333ESX、もしかしたらテキトーに交換した抵抗(1/2W→1W)のせいで電流が流れ過ぎている?と思ったので、手持ちの1/2Wカーボン抵抗に交換してみました。

電源を入れてヒートシンクの温度をチェックしてみましたが、抵抗を換えてもあまり変わらんかも。相変わらず手で触っていると「アチッ!」と言うくらい熱くなります。

根本的な解決策にはなっていませんが、温度が上がって7-10Pin間の電圧が下がるのなら、最初からちょっと電圧高目で調整しておけばどうかと思い、20mV強の値に調整、これでどうなるか使ってみました。

結果はやっぱりダメ、何も変わりませんでした。( ̄- ̄;)

調整がずれるって事は、IFTのチタコンが悪いのかなぁ・・・もうちょっと様子を見てみます。

万が一に備えて2018/06/13 19:00

夏場にST-S333ESXがダウンしたら、ST-S333ESXIIを使わざるを得なくなるので、整備をやる気が無くなって放置していたトリマーコンデンサーを全部新品交換します。

PLLの20pFが劣化して歪みが増えている可能性もあるので、新品交換で歪みの値が減る事を期待しましたが・・・減りました!インチキ調整でもハッキリ分かるくらい値が小さくなりました。それと、20pFの調整が極端にずれると、ステレオ受信しなくなりますね。劣化すると音が途切れる症状と同じ現象かな?

20pFを交換した後、ステレオ受信しないので適当に回してステレオ受信になった所からちょっと回し、その後インチキ調整したんですが、ほぼベストポジションなのに笑いました。凄いまぐれ。

音質はサブシステムで聴いただけですが、歪みが減ってスッキリした感じです。
と言う事は、古くなった機体に付いているトリマーコンデンサー、経年劣化で歪みは確実に増えているって事でしょうね。電解同様、新品交換推奨です。

冷却ファン設置2018/06/12 19:00

とりあえず、6cmの中古ケースファンを買ってみました。
これを買ってからヨドバシで6cmのケースファンを見たら、700円でオウルテックの静音ファンが買えた・・・やっちまったな。( ̄- ̄;)

とりあえず、12VのACアダプターに繋いで回してみました。
風量は十分ですが、「ブウウウウウ~ン!」って感じでうるさい!(想定内)

6VのACアダプターに繋いでみました。
まだちょっとうるさいですが何とかなりそうなので、ちょっと大きめのゴム足(10mm)を付けてST-S333ESXの上に設置・・・う~ん、ちょっと気になるうるささ。

連動させて使おうと思っているA-10IIの冷却ファンは、12VのACアダプターにケースファンを2個直列で使っていて、6Vで使うにしてもACアダプターは2個必要になり、裏の配線がゴチャゴチャするのが嫌だったので、それならツェナーダイオードで電圧を落とせば良いじゃんと言う事で、5.1Vのツェナーダイオードを買ってみました。風量と騒音レベルのバランスを考えたら、5V程度でギリギリかなと。

ド素人の私は直列で入れれば5.1Vになると思っていましたが、調べたらちゃんと「配線」しないと5.1Vを取り出せないんですね、勉強になりました。
非常に分かりにくいですが、こんな配線になってます。
ACアダプター(+)―抵抗―↓―ツェナーダイオード―ACアダプター(-)
             ケースファン ――――――――――↑
抵抗は120Ωで良いらしいんですが、手持ちの220Ωで代用しました。

小さなゴム足に付け直して電源ON・・・ん~、まだちょっと気になりますが我慢出来るレベル。これで夏を乗り切れれば採用、風量不足で熱が籠もって同調点がずれるようなら、新品のオウルテックを買うかな・・・。

冷やしてみました2018/06/03 19:00

ST-S333ESX
発熱量が多くて熱がこもり、同調点ずれを起こして歪みが増加、終いにはステレオ受信まで出来なくなってしまうST-S333ESX、歪み感の少なさが美点なのにこれではいかんだろうって事で、お試しでB-2102に使っている冷却ファン(PCケースファン、定格12Vを6Vで使用)を使って外気を送り込み、強制冷却しながら長時間連続運転してみました。

サブシステムで聴いているので歪み感の変化は良く分かりませんでしたが、3時間以上連続運転して筐体が暖かくなっても動作良好でした。

小さめのPCケースファンでも買っとこうか・・・もちろん中古で。