TA7504Pの試聴2008/05/01 18:30


交換から2日目、電源を入れてエージングしていた効果が出たかなーと思って「La Spagna」をじっくり聴いてみました。カートリッジはMC-L1000。

本当なら「文句なし!」な音だとは思うんですが、どえらくシャープで鮮烈、パワフルなNJM5534Dを聴いてしまうと見劣り(聴き劣り?)してしまいますねぇ。オリジナルの腐ったμPC741Cに比べればすごくクオリティアップしているのは間違いないので、ここらで妥協する方がいいのかな?

ついでに写真のAD(BIS LP-152)を久々に聴きました。
ありゃりゃ?このディスクってこんなにクリアな音だったっけ?(汗) 艶があってシャープなトランペット、透明で明快なピアノの音に感心。短めのエコーもバッチリ聴き取れました。こんなに音の良いディスクだったのか・・・。(おい)

今までPRA-2000ZRや周辺機器の調子がいかに悪かったかを思い知らされました。(大反省) まぁ、オリジナルのPRA-2000ZRの音は、とっくに超えちゃってますけど・・・。

う〜ん、現状でもNJM5534DD程度の音は出ているので、TA7504Pでいいかなぁ。高域のぎこちなさも解消されましたし。でもなぁ、何とかNJM5534Dが使えんもんだろうかねぇ。(=_=)

なーんでやねん!2008/05/02 19:30

私:「NJM5534Dを使うと、RecOutにDCが出るんですが・・・」
某所:「あ〜、NJM5534Dはピン配置が違いますよ!」
私:「え・・・」

慌てて手持ちのNJM741DとNJM5534Dのデータシートを見比べてみました。あっちゃ〜、5番と8番が逆になってますやん。そりゃ、いくら半固定抵抗を回したところでオフセット調整なんて出来ませんわ。配線を変更すれば使えるのかなぁ。ちょっと考えます。

TA7504Pの高域の伸びがイマイチなので、NJM741Dではどうかと試しに使ってみましたが・・・中高域に独特のキャラクターがあり、ピアノの音はかなり線が細くなって中低域が不足、そのせいもあってかパワー感も減退。レンジもそんなに広くないし、全体的に歪みっぽくってノイジー。ザラザラ感がつきまといます。これはイマイチだ・・・。

う〜ん、配線変更かぁ。

無駄な抵抗・・・2008/05/03 18:30

PRA-2000ZRにNJM5534Dが使えないか、まずはオペアンプの足に線をつなげて5番と8番を入れ替え、ソケットにつないでみました。一瞬13mVくらいにDCが落ち着き、「おっ、こりゃいけるか!」と思ったら、折れました・・・足。(ToT)

横着はいかんって事で、イコライザーアンプ基板を取り外し、5番と8番の配線をつないでしまい、NJM5534Dの5番の足をぶった切ってソケットに装着、電源を入れてオフセット調整。ん〜、出来るには出来るけど・・・±30mV程度を行ったり来たりして全然安定しない。ちょっと触ったら一気に1V超えちゃうし、これはちょっと恐くて使えないですねぇ。

NJM5534Dの音質は魅力的ですが、安心して使えないってのはいただけませんね。PRA-2000ZR自体が古い機械ですから、最新のオペアンプとは合わないのかも知れません。非常に残念ですが、ギブアップ。あきらめます。

色々と無駄な抵抗に終わったのでした・・・。O| ̄|_

性懲りもなく・・・2008/05/04 18:30

またまた買ってしまいました、PRA-2000ZRのオペアンプ。(;^_^A

音質がまずまずだったTA7504Pは廃止品で、この先入手困難になることが考えられるので、インターネットで検索して在庫を持っているショップを調べていたら、表面のレタリングが異なっている写真が載せられているサイトがありました。先日買った物は明らかに古そうな感じですが、違うレタリングの方は、最新のトランジスターに使われている「T」マークと同じレタリングだったので、「もしやこちらの方が新しいのでは?」と思い、音質も良くなっているかも知れないという淡い期待を抱いて注文してみました。

写真上側が最初に買った旧モデルと思われるTA7504P、下側が新モデルと思われる物。写真では分かりにくいかも知れませんが、足のテカリ具合が全然違います。旧の方はJRC等と同じく艶消しですが、新の方はテッカテカ。メッキが変わったのかな?

まぁ、それはともかくとして、早速PRA-2000ZRに取り付けてオフセット調整。あれれ?旧TA7504Pでは±3mV程度のふらつきがあったんですが、新TA7504Pは0mVを指したままピターッと動きません!TA7504P以外のオペアンプでもふらつきはあったので、これにはビックリ。PRA-2000ZRの回路の方が不安定なのかと思っていました!

とりあえず1日エージングしてから聴いてみることにします。

大当たり?2008/05/05 19:30

「製造時期が違うだけなんだから、大して違いはないだろう」と思っていたTA7504P(新)、TA7504P(旧)よりも明るくシャープで明快、高域もスカーッと伸びてピアノの切れが良く、トランペットの艶や輝きもいい。他のオペアンプとの比較では「やや抑制の効いたNJM5534D」って感じですが、中域の充実度&力強さを加味したらTA7504P(新)の方が上かも。

「これはいけるかも知れない」ってことで、「Viet-Nam」を聴いてみました。
明らかにNJM5534Dよりも中域の力強さは上回ってます。そのせいか、弦を弾く音が実に生々しい。しかも余分な音が乗らないせいか、音場の見通しの良さが抜群で、ホールエコーの再生が素晴らしい。高域の伸びきり感(?)はNJM5534Dの勝ちですが、音のソリッド感(塊感)、締まりの良さはTA7504P(新)が勝ってますね。大爆発、暴走気味のNJM5534Dよりは枠にはまる感じはありますが、一長一短って感じです。音質の傾向は似通っていますね。

続いて「La Spagna」でも試聴。
やはりNJM5534Dに比べると高域が詰まったような感じは否めませんが、音のきめ細かさや微粒子感では勝っているかも。このADでもシャープで明快、透明感があっていいですね。トータルではNJM5534Dと同等と言ってもいいかもね。

立ち上がりの鋭さにも問題はありませんし、これ以上の出費を避ける為にも(汗)、採用決定ですね。v(^o^)
PRA-2000ZRの音は本当に良くなりました!目の覚めるような音で、もうビックリです。

色々と試聴中2008/05/06 18:30

TA7504P(新)の音が良さそうなので、色々と試聴してみました。

○「La Folia」
冒頭からソリッドでクリア、中高域の透明感と繊細感は今までには無かった音。TA7504P(新)はNJM5534Dに比べると違和感があると感じていたんですが、TA7504P(新)の方が「硬い」音で、エッジが立っているという感じです。加えて低域の締まりが良くなったので、このADの低域過剰なバランスがちょっとマシになりました。金属製の打楽器の音もなかなか良いです。ネアカで開放的なNJM5534Dよりもオーソドックスな感じかな。

○BIS LP-152
今まで聴いたことがないかも知れない(汗)B面を聴いてみました。
トランペットは鮮やかで伸びがあって明るく、ピアノは芯があって良い音。MOS-FETとの相性もいいです。トランペット奏者の息継ぎの音が明確に聴き取れたのにも驚き。ただこのAD、今聴くとS/Nがちょっと悪いかな。ほとんど聴いていないADなので、盤面が劣化していると言うことはないと思います。

○「Viet-Nam」
確認の意味で再試聴。
琴の弦を弾くソリッド感は抜群、拍子木の硬い木同士を打ち付ける音もいいし、金属音のリアルさもいい。よく注意して聴いていると、拍子木がまともにカキーンと当たる時と、ちょっとずれて当たっている時があるのが分かります。(分かるようになったのかな?)

総論としては、シャープでクリア、色彩豊かでトランジェントも良く、文句無しの音ですね。PRA-2000ZRが現代の最新鋭機として蘇ったような感じです。v(^o^)

CDとの比較では、GT-CD1の牙城にかなり迫っているとは思いますけど・・・なかなか追い付けないですね。CDの方がS/Nが良いのは当然として、ピアノなんかの高域の硬質感、伸び等で差がありますね。

オペアンプまとめ2008/05/07 19:00

追加で写真のAD(ペンデレツキ/広島の犠牲者に捧げる哀歌)から「フローレセンス」を試聴。スピーカーの外側にまで定位する音像、音の生々しさにギョッとしました。今まではこんなことはなかったんですが、このADはリアルすぎて気持ち悪い!スピーカーを無視して広がる音場、一つ一つの音が明確に聴き取れて解像度抜群ですが・・・。
関係ないですけど、現代曲って嫌い。(=_=;)

さて、今回PRA-2000ZR@イコライザーアンプ基板でテストしたオペアンプ。
バーブラウン:OPA134
新日本無線:NJM5534D、NJM5534DD、NJM741D
ナショセミ:LME49710NA、LM741CN
東芝:TA7504P(旧)、TA7504P(新)

○超限定的な評価
イマイチ:OPA134(ネクラ)、LME49710NA(ネクラ)、NJM741D(ノイジー)。
普通:LM741CN
良い:NJM5534D&DD、TA7504P(新・旧)
最新のNJM5534D&DDはオフセット調整が不安で使えず、廃止品のTA7504Pを使わざるを得なくなったのが残念でした。LME49710NAは第一候補だったんですけどねぇ・・・

採用したTA7504P(新)は、「外盤A級セレクション」で採り上げられているようなADを聴くサウンドマニア向け。一般的な音楽ソフトを聴くんだったらTA7504P(旧)の方がお奨めです。旧型の方が中低域がどっしり出て良いと思いますよ。

低雑音であるとか、高スルーレートな物の方が音が良いと思っていたんですが、全然関係なかったですね。低雑音タイプを使ったら、もっとS/Nが良くなってくれるかと期待していたんですが、全然変わらんかったし。まぁ、用途が特殊(?)ですから当然と言えば当然?

いや〜、オペアンプ交換してみて本当に良かったです。v(^o^)

グレードアップ2008/05/08 19:00

やっとの事でオペアンプが決まったので、PRA-2000ZRとB-2102をつないでいるケーブルをマシなピンプラグで作り替えました。マシと言ってもオークションで買った1セット1,000円のピンプラグですが・・・。(^^; ケーブルは2スケアのVCTを使いました。

「どんな良い音が出るんだろう♪」と思ってケーブル交換、早速聴いてみたんですが・・・音場は縮小して中央に固まるわ、高域はザラザラして歪みっぽいわで、とてもじゃありませんが聴けたもんじゃない!せっかく作ったのに、ガッカリ。○| ̄|_

元の同じようなケーブル(プラグは超安物)に戻したら、やっぱり音は元通りなので、プラグの材質にでも問題があるのかなぁ。はぁ・・・。

特選盤!2008/05/09 09:30

オーディオの改修ネタでものすご―――――――― く後回しになってしまいましたが、レコード芸術誌のレコード・アカデミー賞、交響曲部門の大賞に選ばれていた、ブーレーズ指揮のマーラー/交響曲第8番にすっかりはまりました。

今までマーラーの8番だけは「これ!」と言うようなディスクが無く、古〜いテンシュテット盤を長らく聴いていて、最近ラトル盤とかシャイー盤がラックに収まっていましたが、これらにしても「悪くはないけど、繰り返し聴きたくはならない」と思っていました。

でまぁ、レコード芸術誌の評価を見て、大して期待せずに買ってみて、最初に聴いた時には「歌手がちょっと大げさかなぁ」と思いましたが、何か惹かれるものがあって、2度3度と聴いていく内にすっかり気に入ってしまいました。ラトル盤もシャイー盤もテンシュテット盤も要りません!ブーレーズ盤1枚あればOKです。

聴くのはほとんどが第2部で、第1部はたまにしか聴かないですね。題名の「千人の交響曲」ってことでは第1部なんでしょうけど、ワーワーうるさいだけで(は言い過ぎかな)オーディオ的には面白いんですけど、中身は第2部の方が上でしょう。
第2部の中でも私のお気に入りは、トラック2の2分12秒〜、トラック4、トラック15ですね。次点でトラック10&14です。ここを聴いて感動出来なけりゃ人間やめた方がいいですね。(おい)

因みに、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の「涼宮ハルヒの憂鬱VI」で使われるのがこの曲。「射手座の日」で使われるのは、チャイコフスキー/交響曲第4番(4楽章)です。どうでもいいか。

それにしても・・・ブーレーズはトシ食ったなぁ。(^^;

PRA-2000ZRのローノイズ化2008/05/11 19:00

は出来るかどうか知りませんが(おい)、ほったらかしにしてきたフラットアンプ部に手を入れてみようと思います。

写真は今回使用する補修部品。
MUSE-KZは電源供給部のFineGoldと交換、フィルムコンデンサーはGT-CD1に使おうと思って買ったんですけど使わなかったので流用、2SK389-BLはAU-α607KXからパクったものを移植、オペアンプをJRC NJM4558DD→ナショセミ LM4562NAに変更してノイズ減?、いっぱい付いている2SA1015/2SC1815-Yは全てローノイズタイプに交換、2SC1815-BLはローノイズタイプがないので新品交換、2SC2878はBランクしかなかったので買ってみましたが・・・どうかな?メインイベント(?)は2SK150-BLをμPA68HAで代替してみます。

この対策で「使えるプリアンプ」に大変身出来るとは思っていませんが、ベールが掛かったようにくすんでしまう音が少しでもマシになればと。特にオペアンプは世評が良いだけに期待大です。

で、よくよく考えてみたら、ノイジーな2SC1815-BLはNEC 2SC1845-Eを使った方が良かったかも・・・せっかく買ったことですし、今回はそのまま2SC1815-BLでいってみますが。