パスコンを換えてみる2017/04/08 19:00

スチコン投入
音質をもうちょっと何とかしたいSE-U55SX、抵抗を換えたりすると音が凄く変わるらしいんですが、現状から凄く変わられると困りますし(苦笑)、基板上が「電解の森」と化しているので交換も困難(面倒臭い)、どうしたもんかと思ってnabeの雑記帳さんで公開されている回路図をボーっと眺めていたら、カップリングを通った後にノイズ除去用のコンデンサーがあって、どう見ても安物のフィルム(私見&偏見)。これをスチロールにでも換えれば高域のチリチリする感じがマシになるのでは?と思い、お試しでジャンクパーツにある2700pFのスチロールに交換してみました。純正は1000pFですが、カップリングの後だから容量が違っても大丈夫でしょう(自己責任)。

早速試聴。
もうこれが最終版かな・・・。

○「La Folia」
やっぱり高域の微粒子感、繊細感はイマイチですが、ほぼ文句無しだと思います。スチコン投入で、高域の細かい音の再生が良くなったかな?

○「輪廻交響楽」
あ~、確かに音の明瞭度が上がった様に感じますね。難関のガムランですが、明瞭度=分解能って感じで定位が明確になりました。音色も若干鮮やかさが出てきて、甘めの評価ですが合格としましょう。鮮烈な拍子木は問題無し。

○「竹竹」
高域の伸び、切れ、滑らかさは手を付ける前とは段違い。尺八の滑らかさも問題無しです。定位が明確=音像が締まっているのも確認出来ました。

○「風韻」
篠笛の伸びと切れはほぼ文句無し、定位も良くなってますね。

細かい不満点は残っていますが、この機器でこれだけの音が出れば文句無し!ガムランのキンキンする音が何とか許容範囲に収まってホッとしました。
それにしても純正のフィルムコンデンサー、あまり良い物では無さそうですね。簡単に取り換えられれば良いのですが、無茶苦茶面倒なのでやる気にはなりません。

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