ハイ上がりを修正したい2017/03/24 20:00

「まぁ、こんなもんでええか」と言うところまで来たSE-U55SXですが、ちょっとハイ上がりなところが気になるので、修正法を考えてみました。

カップリングコンデンサーを古いシルミックに交換して高域の過剰な伸びを抑制、それだけでは切れがイマイチになるかも知れないので何か無いかとジャンクパーツを漁っていたら、PM-80の基板に錫箔?スチコンがあったのを思い出し、これをパラ付けしてやればフラットになって尚且つ切れのある高域が実現・・・しないかな。

カップリングに50V47uFのシルミック、実測110pFの錫箔スチコンをパラ付けしてみました。ついでにもっと高域特性の悪そうな50V100uFのシルミックも取り外しておきました。

早速試聴。
ファイルは全てflac形式に変換、再生ソフトはfoober2000。

○「La Folia」
ん~、ちょっとリコーダーの音域がざらつくかなぁ。中低域は伸び、量感共に問題無し。

やっぱりアカン!ハイ上がりは是正されましたが、高域の特定周波数帯に癖があります。試聴中止。
パラ付けコンデンサーをニッセイAPSにしてみます。

フィルムコンデンサーにさっさと付け替えて試聴再開。
う~ん、古いシルミックの方が若干ハイ上がりを抑えられるかなって感じですね。フィルムの方が癖は無くて良さそう。鐘の音も良好ですし(若干歪みっぽいけど)。

○「風韻」
篠笛の切れ味は問題無し。バランスは古いシルミックの方が良いかな。

○「竹竹」
お~、良い感じに高域の伸びが抑制されて、ハイ上がりには感じませんね。鳥の声とエコーも良いです。

○「輪廻交響楽」
ダダーンの重量感は良好、声の鋭さはうるさく感じるギリギリ手前。お鈴の音は良いです。ガムランはちょっときつくてキンキンします。拍子木のぶちかましは良いんですけどね。

う~ん、他が改善されたのでパラ付けコンデンサーは要らんかも知れません。一度外してみるかな。

今回はノートラブルでした。

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