マイナートラブル2014/09/06 19:00

LED
トラブルも無く快調だったA-10IIですが、電源ボタンを押してもスイッチが切れなくなり、ちょっと強めに押し込んだら何とか切れたんですが、今度は入らなくってしまいました。「これは自作LED基板が外れたな」と思い、久々にラックから取り出して点検と掃除をしました。

写真左の矢印部分に基板の穴に引っ掛けるツメが出ているんですが、基板の穴がゆるゆるで固定がイマイチなため、スポッと抜けちゃったみたいです。ええ、加工が下手なんです。(汗) もうちょっとちゃんと加工した2号機も作ってあるんですが、取り替えが面倒なので放置しています。(おい)

フロントパネルを分解するのが面倒なので、今回は矢印の先端部分に瞬間接着剤を塗って誤魔化す事にしました。またポロッと外れるようなら2号機に取り替えましょうか。今のところガチャガチャやっても何ともないので、当分は持ってくれるでしょう。

掃除機やエアーダスターでホコリを飛ばしまくっていたら、ポロッとガムテープが出て来ました。コンデンサーを仮止めしてそのまま忘れてたのかな?たまには掃除してみるものです。

儲かる訳ないし。2014/09/18 19:00

イノセンス
「4Kテレビで儲けちゃうぜ!」と言っていたソニー、スマートフォン等の不振もあって大幅赤字(2300億円)を出したそうですが、だーから言わんこっちゃないって感じですね。解像度だけで画質の良くない4Kテレビに経営資源を集中させたところで、ソフト無し、放送無しのハードを誰が買うんでしょう?3Dの失敗をまた繰り返すだけなんじゃないの?

太鼓持ちのAV雑誌はWebでこんな事を書いていましたが、

4K液晶の画質にフルHDの有機ELでは対抗できなくなっているということが挙げられる。自発光の特性と暗部諧調の性能はOLEDの方が優れるが、一方で全画面の輝度、さらにはHDRをはじめとしたピーク輝度ではすでに液晶方式が上回っている。また、有機ELは生産の難しさからコストが嵩み、プレミアムの価格帯以外に入り込める余地がなく、4Kモデルでも必然的に最上位モデル以上の値付けにせざるを得ない状況だ。

こいつらは明るくて解像度があれば高画質と評価するらしいですね。(笑)
じゃぁ、あなた達が映画を観る時に「シアター画質セッティング」とか言って調整している画質は、暗闇でテレビ画面がまるで蛍光灯の様に煌々と室内を照らし出す様な画質なんですか?
もうメーカーの代弁しか出来ないのなら、雑誌発行なんて止めたらいいのに。

でまぁ、改めて液晶のダメなところについてですが、ウチの液晶テレビ(SONY KDL-32HX750)の明るさ調整を、「イノセンス」の写真のシーンで行っていて(写真だと黒い部分が潰れちゃいました)、ブラウン管だと空の明るい部分から暗い森の木々まで問題無く表現出来るんですが、液晶だと明るい部分から暗い部分までのレンジが狭いので、空に合わせると森が潰れ、森に合わせると空が飛びます。仕方無いので両方のバランスが取れる明るさで妥協していますが、コントラストは言うに及ばず色の鮮やかさが全然足りないので話になりません。エリア発光のモデルでは、雲の暗い部分はどうなるんでしょうね?根本的な解決になってないから大して変わらないと思いますが。

ソニーもAV事業が儲からないんだったら、パソコン同様もう止めたら?液晶みたいな「らしくない」製品にしがみついて、赤字を垂れ流すくらいだったら撤退すれば良いと思います。映像マニアは少しぐらい高くても有機ELを待っていると思いますし、実際私の周りでも映像にこだわる人はプラズマテレビを買ってましたし、そう言う需要は確実にあると思うんですが、こだわりを捨てて「みんなが作っているから俺も」と言うのなら、ソニーなんて要らないです。少々高くても液晶とは次元の違う絵が出るテレビなら売れると思いますけどねぇ、4Kじゃなくても。AV誌の記事も、何でもかんでも大前提が4Kになっているのも意味分からん。1Kでもブラウン管を越える画質のテレビだったら買いますけど。40Vとか32Vで作れるならそれでええやん。80Vとかそんなでかいテレビは家に入りません!

ソニーファンですからソニーには頑張って欲しいですが、今のソニーは要らんわ。ソニー銀行とソニー損保でもやってれば?
何でもかんでもハイレゾにご執心のようですが、そんな高音質の音源が一体どれだけある事やら。SPレコードをCD化して「音が良くなったよ!」と言っているのと同じ様な気がしますけどね。(苦笑)

4Kの愚を繰り返すだけ?2014/09/28 18:30

ソニーは「ハイレゾウォークマンに社運をかける」らしいですが、それじゃぁソニーはもう終わりですね。

ソニーが業績回復するくらいの売り上げを確保しようと思ったら、今オーディオプレーヤーを使っている人達が、「おぉ!ハイレゾウォークマンの音質すげぇ!今すぐ買い換えだぁ!」と思わせるくらいじゃないとダメだと思いますが、現実にそんな事があると思いますか?

客に試聴させて
ソニー「お客様、こちらがハイレゾウォークマンでございます」
客「ふむふむ」
ソニー「こちらが同じ内容のCDでございます」
客「ふむふむ」
ソニー「いかがでございますか?」
客「何が違うのか分からん」
が関の山だと思いますよ。

大体、フォーマットがハイレゾになって驚くほど音が良くなるのであれば、CDとSACDも驚くほど音が違って然るべき。現実には元々の音がそこまで良くないので、「SACDになっても大して変わらないじゃん」とか言われてSACDも主流にならなかったでしょ?それ以前にユーザーがそこまでのクオリティを求めていないし、マニアが必死になって努力して音が良くなったオーディオで聴いて(どこかで聞いた話だ)、「あっ、差が分かったかも♪」程度の差に対価を払うとでも?

腕時計型、ホログラムディスプレイとか目新しさがあれば別ですが、ウォークマンの音が良くなったところで・・・って感じですね。そのウォークマンの出力をオーディオに繋いでみて、どの程度の音が出るのか検証してみたいものです。もっともそれ以前に、ソフト(音源?)が少ないんじゃないんですか?

そうそう、ダウンロード販売にしても、「実物」が無いんですから廃盤を無くして過去にCD化されたソフトを全て網羅して欲しいもの。私はそうなって欲しいと思っていたんですが、ダウンロード販売されている物は新しい、人気のある、名盤とおぼしき物ばかりで本当にガッカリしました。アップルのダウンロード販売なら廃盤になった欲しい演奏があるかと思って見た事がありますが、全く興味を持てない内容にガッカリした記憶があります。

まぁ、せいぜい中国資本に買収されないよう気を付けなはれ。

他社もハイレゾを起爆剤にしたいと思っているようですが、「4Kの愚をまた繰り返すのか?」としか思えませんね。そんな物に投資している金と暇があるのなら、さっさと有機ELディスプレイを商品化しろよ。