コンデンサー交換2013/11/10 18:40

2.2uFのフィルムコンデンサーにパラ付けしていたコンデンサーを、東信工業製68nFに交換しました。お試しで付けた39nFから容量を増やすか減らすか考えましたが、ノイズ吸収用ならって事で増やしました。100nFを買えば良かったかな・・・。68nFは4個買ったんですが、やはり容量のバラツキが大きいので、約67nFで揃っている2個を使いました。まぁ、そんなに気にしなくても大丈夫でしょうけど。東信のは赤いですが、3倍音が良ければいいのに。(んなワケ無い)

それと、MC1(トランス)Lchから聞こえるノイズ、変なところが接触していないかパーツをチェック、トランスから出ている配線もゴチャゴチャしていたのでちょっと整理。元々こんな配線でしたが、何とかもうちょっときれいに整理したいです。
組み立てて早速ノイズをチェック・・・減りましたけどLchだけハム音の様なノイズが乗りますね。実用上は全然問題ありませんが、大きくなる様なら基板を外してチェックかな。それでもダメなら山水サービス代行さんで修理ですね。

MCトランス、P-3Gで試聴。

○「BIS LP-225」(B面)
東信のフィルムコンデンサーの方がネアカ傾向で、高域の抜けは良さそう。容量での差はどうなんだろう?若干ハードかな?と思いますが、全体的な音質は変わり無い様です。やっぱりベルの音は違うなぁ、不思議だ。

○「Viet-Nam」(A面)
高域の抜けが良さそうってのは確認出来ました。何だか冒頭の「ぼぐっぼぐっ」ってノイズも鮮明になっている様な。拍子木の伸び、切れ、立ち上がり、東信の勝ちです。とにかくハードでクールでシャープでクリア、A―1だけで頭が痛くなってきました。(笑)
A―2のドラムは前回同様よく引き締まって文句無し。
A―3は拍子木のビシビシ来る感じはパラ付け無しより若干落ちますが、ハードでクリアな音質全体で見ると上回っています。
ん~、オーバーシュートが無くなったって感じですかねぇ。

○「魅入られた風景」
音像が一層締まるのは確認出来ました。低域の量感は問題無し。金管楽器やベルの音を聴いていると、歪みが減ったのかなぁと思います。因みに、このADでもベルの音は変わりますね。鮮やかかつクリアになっています。ピアノ(p)で鳴るバスドラの音も少し変わりますね。音像の引き締まり=分解能の向上と言い換えられそうです。

トータルでは荒れた部分が抑えられて(歪みの減少?)、よりクリアでシャープになったってところでしょうか。ニッセイ電機よりも東信工業の方が好結果となったのは意外でした。最適な容量を探る?面倒くさいのでお断りします。(笑)