最後の仕上げ2013/11/09 19:00

CD-S2000にコンデンサーを取られてしまったA-10II用に、パラ付けするフィルムコンデンサーを買いました。ニッセイ電機が倒産して、手に入りやすくて安い同様のフィルムコンデンサーを作っているのが東信工業しかなく、お試しも兼ねて63nF、10nF、1nFを買ってみました。A-10IIには1nFを使おうと思って容量を測ってみると、全部四捨五入すると1.2nFなんですけど・・・いいの?まぁ、あんまり音は大きく変わらないでしょうからいいんですけど、他のコンデンサーも容量のバラツキが大きいです。

さて、今回は最大の課題(?)であった、パイロットランプの問題を解決します。元は電球が1個だけ付いていたので基板には穴が2つしか空いておらず、ここに無理矢理LEDをぶち込んでいましたが、電圧が高すぎていつ壊れるか不安で・・・。このために加工用の基板と緑色LEDは買ってあったんですが、放置すること数年、やっとやる気になりました。(遅い!)

オリジナルの基板と同じ形に市販の基板を糸鋸で切ってドリルで穴を開け、後はヤスリでひたすらゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ削りまくって成形。もうウンザリ。成形したらPOWERボタンの凹み部分にLEDが収まる数だけLEDを配置(LEDの径は5φ)、4個配置出来たので、それを直列で接続して試験点灯。電圧を測ると8.6V・・・直列4灯なので1灯あたり2.2V?異常に熱くなったりはしていませんし、1灯の状態でも切れませんでしたから大丈夫でしょう。爆発しようがどうなろうが、自己責任です。取り付けてみると、点灯色が緑色と言うよりも黄緑色。まぁ、いいか。

それと、予防整備でリレーの開閉を行う回路に入っているトランジスター、2SD667を交換しておきました。基板が焦げるくらい熱を持つ様なので、交換しておいた方が安心かなと。これも買うだけ買って数年間放置していました。

気が向いたら試聴してみましょう。